
最新の予報では、近畿地方の梅雨入りは6月9日(月)ごろとなりそうです。7日(土)までは広い範囲で晴れるため、日差しを有効に活用しましょう。この先は蒸し暑い日が増えてきます。熱中症に注意・警戒が必要です。
●9日(月)以降は傘マークがズラリ 貴重な日差しを有効に
近畿地方では、明日7日(土)までは全般に晴れて、日中は30℃以上の真夏日になる所があるでしょう。昼間は強い日差しが照りつけるため、洗濯物干しや買い物など、短時間の外出でも紫外線対策を万全になさってください。
8日(日)も晴れ間の出る所が多いですが、和歌山では次第に雨が降りだす見込みです。9日(月)以降は軒並み雨で、天気がぐずつくでしょう。近畿地方の平年の梅雨入りは6月6日ごろですが、今年は少し遅れて9日(月)ごろの梅雨入りになりそうです。
日差しが貴重となりますので、布団干しや空気の入れ替え、溝まわりの掃除など、今のうちに出来ることを済ませておくと良いでしょう。
●この先は蒸し暑い日が増える 熱中症に注意・警戒
これまでは比較的カラッとした暑さの日がほとんどでしたが、向こう一週間は湿気が多くなり、蒸し暑い日が増えてくる見込みです。日中の暑さは幾分収まるものの、朝晩は気温が下がりにくくなるでしょう。熱中症情報では、各地「注意」または「警戒」レベルで、豊岡では「厳重警戒」レベルの日もある見込みです。
エアコンのフィルター掃除や試運転も、早めに済ませておくと良さそうです。また、食べ物が腐りやすくなりますので、食品の管理にも注意しましょう。
●熱中症予防 ポイントは?
① 暑くなり始めの頃から、暑さに備えて体づくりを行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体を暑さに慣れさせてください。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。