
8日(日)頃から梅雨前線が本州付近まで北上。九州北部から東北でも、続々と梅雨入りする可能性があります。雨の季節が到来するとともに、蒸し暑さが増します。熱中症にかかるリスクが高まるため、しっかりと対策を。
●九州北部から東北 梅雨入り近づく
明日4日(水)は、九州から関東甲信では天気が回復するでしょう。東北は朝まで雨の降る所がありますが、日中は太平洋側を中心に晴れる見込みです。北海道や沖縄は、雨が降るでしょう。5日(木)と6日(金)は全国的に晴れて、カラッとした陽気の所が多くなりそうです。
7日(土)も日差しが届きますが、西から前線がのびてきて、九州では雨が降りだすでしょう。その後、8日(日)から10日(火)にかけては前線が本州付近を次第に北上するため、雨の範囲も北に広がります。週明けにかけての雨のタイミングで、九州北部から東北は梅雨入りの可能性があります。一方、沖縄は梅雨明けしたかのような天気で、強い日差しが照りつけるでしょう。
最高気温は平年より高い日が多く、九州から東北の内陸を中心に30℃以上の真夏日になる所がありそうです。6日(金)頃まではカラッとした暑さでも、次第に蒸し暑さが増すでしょう。週末からは雨でも気温が高く、九州から関東、北陸では25℃以上の夏日の所が多くなります。熱中症にならないよう、こまめに水分をとり、エアコンを使うなどして涼しい環境でお過ごしください。
●11日以降 西日本を中心に雨
11日(水)以降は、九州から近畿で曇りや雨の日が続くでしょう。梅雨入り早々、大雨になることもあるため、最新の情報を確認してください。東海や関東、東北は12日(木)と13日(金)を中心に晴れ間がでますが、14日(土)以降は再び雨の降る所が多くなりそうです。沖縄も13日(金)には梅雨空が戻るでしょう。
気温は全国的に高く、平年よりかなり高い日もありそうです。最高気温は那覇で30℃から32℃と、不快な蒸し暑さが続くでしょう。九州から関東は28℃から30℃くらい、東北は25℃前後の日が多くなりそうです。朝からムシムシと感じられる日が増えるでしょう。北海道は25℃を超える日もあり、日差しのもとでは暑く感じられそうです。熱中症対策に加えて、食品の管理にもご注意ください。