
今日7日は広い範囲で晴れて、日中は過ごしやすい陽気。にわか雨は局地的ですが、上空の寒気の影響で関東を中心に大気の状態が不安定。突風やひょうが降るおそれもあり、空模様の変化にご注意を。
●関東 午後は天気急変に注意
今日7日は、広い範囲で晴れるでしょう。沖縄や九州から近畿は安定した晴天で、日中は日差しがたっぷり届きます。ただ、低気圧や上空の寒気の影響で、東海から北海道では所々で雨が降るでしょう。
上の図は午後3時の発雷確率です。東海(静岡県)と関東は黄色やオレンジと、雷が発生する確率が高くなっています。気温が上がる午後ほど雨雲が発達しやすく、晴れていても急な雨や雷雨にご注意ください。雨の降る時間は短く、局地的ですが、竜巻などの激しい突風やひょうが降るおそれもあります。
●全国的に春の暖かさ
最高気温は、全国的に平年並みか高く、春本番の暖かさでしょう。
沖縄は23℃前後と、快適な陽気。九州から東海は20℃以上の所が多く、日中は上着なしで過ごせる時間もありそうです。関東は18℃から20℃くらい。北陸と東北は昨日6日より低い所もありますが、金沢や仙台では15℃を超えるでしょう。夜は再び冷えてきますので、夜桜見物は暖かくしてお出かけください。北海道は13℃前後の所が多く、南よりの風で気温が上がるでしょう。
積雪が多い所では雪どけが進みます。なだれや融雪による土砂災害などにご注意ください。
●雷雲が近づくサイン その時どうする?
外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。
雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。
単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。