
上空の寒気の影響で大気の状態が不安定になっている関東地方。昼頃から東京都内にも発達した雨雲がかかり始めています。7日(月)午後は急な強い雨や落雷、雹に十分な注意が必要です。
●東京都内に発達した雨雲が接近中
上空の寒気の影響で大気の状態が不安定になっている関東地方。昼頃から東京都内にも発達した雨雲がかかり始めています。雨雲レーダーでは12時35分現在、東京都と山梨県、神奈川県に雨雲がかかり、一部雨雲が発達しています。東京地方では夕方にかけて、急速に雨雲が発達して局地的に激しい雨となるおそれがあります。神奈川県や静岡県、山梨県でも夕方にかけて、千葉県と茨城県では夜にかけて急な強い雨に注意が必要です。また、いずれの地域も、落雷、激しい突風、ひょうに注意してください。
●天気急変のサイン
天気急変の前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。
① 「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
② 「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
③ 「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。
このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨の可能性がありますので、ご注意ください。