この先、お盆休みにかけても熱中症に警戒を。東海から九州を中心に猛烈な暑さが続きます。また、連日のように所々で雨雲や雷雲が発達するでしょう。
●1週目:6日(火)~12日(月:振替休日) 高温傾向続く 雷雲が湧きやすい
この先も、熱中症対策が欠かせません。
東海から九州は、多くの地点で猛暑日が続くでしょう。東北と北陸、関東、沖縄は、猛暑日の所は少ない予想ですが、それでも気温が30℃を超える日がほとんどです。ここ2日ほど暑さが少し落ち着いている北海道も、真夏日の所が増えるでしょう。
暑さに加え、天気の急変にも注意が必要です。
東北から九州にかけて、気温の上がる午後を中心に所々で雨雲や雷雲が湧いてきます。沖縄は、熱帯低気圧の影響を受けるため大気の不安定な状態が続くでしょう。
急に空が暗くなる、ヒンヤリした風が強まる、ゴロゴロという音がきこえてくるといった雷雲接近のサインに気を配ってください。
●2週目:13日(火:盆の入り)~18日(日) 東海から九州は連日猛暑
この期間も、東海から九州を中心に、体にこたえる暑さ。日が暮れても気温があまり下がらず、広い範囲で熱帯夜が続くでしょう。昼夜を問わず、熱中症対策を心がけてください。
気温の上昇や湿った空気の影響で、大気の状態は不安定。連日のように、あちらこちらで雨や雷雨となるでしょう。傘マークがなくても、にわか雨の可能性があります。お盆休みということで、屋外で活動をすることが増える時期。お出かけのときに晴れていても、急な雨への備えをなさってください。スマホなどで雨雲レーダーをこまめにチェックするのも、強雨や雷雨の回避に有効です。室内で過ごす場合も、落雷による停電に要注意。凍らせたペットボトルや保冷剤など、用意しておくと良さそうです。
●暑い時期 停電への備え
厳暑が続く中、連日のように所々で雷雲が発達。落雷による停電に注意が必要です。
停電が発生すると、エアコンや扇風機が使えなくなり、室内の気温や湿度が急上昇して、熱中症のリスクが高まります。事前に、冷やしたペットボトル入りの水や麦茶、スポーツ飲料、冷却グッズ(ネッククーラーや保冷剤など)を用意しておくとよいでしょう。クーラーボックスやうちわ、携帯型扇風機もあると役立ちます。衣服は通気性の良い素材や、速乾性に優れた素材のものを選びましょう。
停電になった際は、薄着になってこまめに水分を摂取しつつ、保冷剤や氷、水でぬらしたタオルなどで体を冷やして、体温の上昇を抑え、熱中症を防いでください。