きょう28日は、前線を伴った低気圧の影響で、北海道の南西部や東北、北陸に雨雲がかかっています。朝までに土砂降りの雨となった所もあります。日中も雨や雷雨で、激しい雨の降る所があるでしょう。
●北海道~北陸に雨雲 土砂降りの雨も
きょう28日は前線を伴った低気圧が日本海から北日本に近づいています。
北海道の南西部や東北、北陸には雨雲がかかり、一部に活発な雨雲もかかっています。1時間に新潟県佐渡市相川で22.5ミリ(4時59分まで)、新潟県粟島浦村で20.5ミリ(7時1分まで)と土砂降りの雨となりました。石川県輪島市の舳倉島で19.5ミリ(4時36分まで) 、新潟県佐渡市両津湊でも19.5ミリ(4時47分まで)とザーザー降りの雨となっています。
●日中も雨や雷雨 激しい雨の降る所も
このあと前線を伴った低気圧は発達しながら北日本付近を通過する予想です。
北海道から北陸は日中も雨や雷雨でしょう。局地的に雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。雨雲が予想以上に発達した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に注意、警戒してください。沿岸部を中心に風も強まり、横殴りの雨になる所もあるでしょう。
●激しい雨とは?
激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上~50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。
激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分ご注意ください。