きょう16日も、関東甲信は前線や湿った空気の影響で雨雲が発達しやすい状況。特に夕方以降は所々で雷を伴い雨脚が強まりそう。局地的には、滝のような非常に激しい雨に。
●あちらこちらで雨雲・雷雲が発達
きょう16日も、前線が本州付近に停滞。この前線に向かうように、南から暖かく湿った空気が続々と流れ込みます。
関東甲信は、昼前から昼過ぎにかけて、所々で雨。お出かけの際に雨雲がかかっていなくても、急な雨に備えて傘をお持ちください。夕方以降は雨の範囲が次第に広がるでしょう。カミナリを伴って激しく降る所もあり、特に群馬県と栃木県では、滝のような非常に激しい雨が降るおそれもあります。
激しい雨で道路が冠水するなど、交通に影響が出てくることも考えられますし、低い土地が浸水する危険性もあります。また、川や用水路は、その場では雨の降り方が弱くても、上流や周辺で降った強い雨により急に流れが速くなるケースがありますので、むやみに近づかないでください。
ここ数日、断続的に活発な雨雲がかかっており、地盤が緩んでいます。今後の雨で、土砂災害の危険度が高まる所もありそうですので、気象情報や、自治体からの避難に関する情報に留意し、早めかつ慎重な行動を心がけてください。
●雨雲レーダーや 注意報・警報の確認を
最新の「気象情報」を入手するには、テレビやラジオなどの方法もありますが、インターネットで確認する場合、おすすめのチェックポイントが3つあります。
①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。
③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。
