九州は、来週8日(月)に寒冷前線が通過し、荒れた天気になるでしょう。前線通過後は、今シーズン一番の強い寒気が流れ込みます。来週、九州は一気に12月並みの寒さが訪れますので、この週末のうちに冬支度を進めておきましょう。
●8日は雨風強まる そのあと気温急降下
きょう5日からあす6日は、大陸から前線が延びてきますが、九州の南海上の離れた所を通るため、晴れる所が多く、日中は過ごしやすい陽気になる見込みです。
7日(日)も九州北部は概ね晴れますが、宮崎県など太平洋側は湿った東風の影響で、次第に雨が降りだすでしょう。
そして、8日(月)は低気圧から延びる寒冷前線が、午後に九州を通過するため雨や風が強まり荒れた天気になる見込みです。この雨を境に、夜は寒気が流れ込み気温が急降下するでしょう。
9日(火)以降、九州は今シーズン一番の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が続く見込みです。来週の最高気温が15度前後と、今週に比べて大幅に下がり、一気に12月並みの寒さが訪れるでしょう。寒気の雲が流れ込み、しぐれたり、標高の高い山では初雪が降る所もありそうです。
●来週末にかけて低温 早霜に注意
来週末にかけて寒気が流れ込みやすく、気温は平年を下回るでしょう。
来週は、朝晩の冷え込みが一段と強まり、平野部でも霜が降りるおそれがありますので、農作物の管理に十分ご注意下さい。
また、急に冬の寒さが訪れますので、この週末のうちにコートなど冬物の衣類や寝具などへの衣替えを行ったり、暖房器具の準備など冬支度を進めておきましょう。
再来週は冬型の気圧配置が緩み、小春日和の日が多くなりそうです。