福岡管区気象台はきょう(13日)、ツバキの開花、11日にウメの開花を発表しました。この冬は厳しい寒さが続き、ツバキ・ウメとも平年より遅い開花となりました。また、きょう(13日)は太宰府天満宮のご神木、「飛梅」が開花しました。
●梅ほころび、椿咲く
この冬は福岡も連日厳しい寒さが続いており、梅や椿の花がひと足早い春の訪れを告げています。福岡管区気象台の標本木は、11日に平年より9日遅く、去年より23日遅くウメが開花し、13日には平年より14日遅く、去年より34日遅くツバキが開花しました。
また、多くの受験生が訪れる福岡県太宰府市の太宰府天満宮のご神木、「飛梅(とびうめ)」も13日朝に開花となりました。「飛梅」は開花の記録が残っている中では厳しい寒さとなった1986年の2月25日以来、2番目に遅い開花でした。
●寒波の峠を越える
あす(14日)の九州は、九州の南海上を東へ進む移動性高気圧に覆われ、大体晴れるでしょう。朝は冷え込みますが、日中は日差しに恵まれ、暖かな南寄りの風が吹くため、3月並みの陽気となる見込みです。ようやく季節はあす(14日)から春に向かって進み始めそうです。
今週はこのあと、暖かい日が多くなるため、スギ花粉が飛散開始になる所が多くなる可能性があります。花粉症の方は早めの対策をなさってください。