12月は各地とも雨でスタートしそうです。落雷や竜巻などの激しい突風などに注意が必要な所もあります。詳しく見てみましょう。
●各地で雨や雷雨に
あす12月1日は全国的に雨の降る所が多くなりそうです。とくに寒冷前線が通過する北日本の日本海側の地域や北陸地方を中心に、大気の状態が非常に不安定になります。雨が降りやすくなるだけでなく、落雷や、竜巻などの激しい突風などにも十分な注意が必要です。沖縄も雨が降りやすくなり、カミナリを伴って激しく降る所がありそうです。海上では波も高くなり、先島諸島では荒れた天気となりそうです。最新の情報をこまめに確認するようにしてください。
一方、東北南部の太平洋側や関東、東海、西日本では、雨は午前中でやむ所が多くなりそうです。九州や中国、四国では次第に日差しの出る所もあるでしょう。ただ、日差しの戻る所でも、海上を中心に風が強く吹きますから注意が必要です。
●夜から冬型の気圧配置が強まる
2日(金)にかけて、北日本の日本海側や北陸地方では雪を伴って非常に強い風が吹き、海は大しけとなりそうです。
1日(木)に予想される最大瞬間風速は
北海道・東北では陸上・海上ともに30m/s
※風に向かて歩けなくなったり、転倒する人が出るくらいの強さ
北陸は陸上・海上ともに35m/sです。
※何かにつかまっていないと立っていられないくらいの強さ
1日(木)に予想される波の高さは
北海道、東北、北陸で4~5メートルです。
2日(金)にかけて風はさらに強まり、海は大しけとなる見込みです。暴風や猛ふぶきによる交通機関の乱れ、高波などに警戒が必要です。
また、1日(木)の夜からは、北日本の日本海側を中心に雪になり、2日(金)にかけて大雪になる所もありそうです。大雪や雪崩にご注意ください。
12月は始まって早々に荒れた天気になる所があります。今後は2日(金)にかけて、最新の気象情報をこまめに確認するようにしてください。