
広島が23日、マツダスタジアム内でスカウト会議を行った。今回は高校生の指名候補選手の確認で、リストアップされた25人のうち20人を映像でチェックした。
上位候補には3人の投手が挙がり、中でも健大高崎・石垣元気投手(3年)を高く評価した。田村恵スカウト部長(49)は「当然。最上位ですよ。大学社会人含めても、上位になってくるんじゃないかな」と話した。先日まで行われた夏の甲子園では、2イニングの登板に終わったものの「1年生から順調に3年生夏まで成長して、なおかつもっともっと伸びしろがあるんじゃないかという投手」と描いてきた成長曲線が高い評価につながっている。
今回は27年から導入されるDHタイプの選手のリストアップはなかった。また、今年のドラフトで指名対象選手となる米スタンフォード大の佐々木麟太郎内野手(20=花巻東)についての話し合いは今回は行われず、9月末に予定される大学社会人の候補選手を話し合うスカウト会議で球団としての方針を話し合うことになる。