＜イースタン・リーグ：楽天1－6オイシックス＞◇23日◇森林どり泉
戦列を離れていた楽天安田悠馬捕手（25）が約1カ月半ぶりに実戦復帰した。23日、イースタン・リーグのオイシックス戦（森林どり泉）に「4番捕手」で先発出場。7月6日の同リーグ巨人戦以来の実戦で2打数無安打も、5回までマスクをかぶった。「途中までの出場だったんですけど、問題なく終えられてほっとしています。打撃に関しても全然でしたけど、徐々に調子を上げていきたいと思います」と意気込んだ。
調整期間は、走り込みやウエートに注力し、復帰に備えた。久しぶりの実戦を終え、Aクラス争いを繰り広げている1軍復帰への思いも新たに。「やっぱり1軍に早く上がりたいという思いはありますけど、自分のやるべきことをしっかりやってレベルをどんどん上げていって、呼んでもらえるようしていきたいと思います」。春先には右有鉤骨鉤（ゆうこうこつこう）の疲労骨折もあったが、数々の試練を乗り越えて着実に前進していく。
この日は先発のスペンサー・ハワード投手（29）も7日1日以来のマウンドとなった。2回途中6安打4失点も「ゲームに戻って来れて、いろんな状況や展開、投内連携もあったり、そういう意味では生産的なゲームだったと思います」と収穫を得た。2月下旬から右膝負傷で長期離脱をしていた宋家豪投手（32）は4番手で登板し1／3回2安打、失策も絡み2失点。今季初の公式戦に「ちょっと緊張感があった上で投げられた結果なので、多少ボールが多かったですけど、体的には順調に進んでいると思います」と前を見据えた。
