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【日本ハム】柴田獅子「デビュー戦と全然違いました」しびれる天王山で初ホールド/一問一答


日本ハム対ソフトバンク 6回に登板の柴田(撮影・黒川智章)

<日本ハム8-3ソフトバンク>◇23日◇エスコンフィールド

日本ハムのドラフト1位、柴田獅子投手(19)が3点リードの6回から2番手で登板した。初のリリーフ登板は、2回2/3を1失点でプロ初ホールドを挙げた。お立ち台後の囲み取材での一問一答は、以下の通り。

   ◇   ◇   ◇

-疲労感は

ないっす。はい。

-最後は投げ切りたかった

いや、もちろんあります。

-すごい実績のあるバッターが最後は並んでいたが、抑えてやろうという気持ちだった

いやもう、もちろんありましたけど、逆にあれでよかったのかなって思います。やっぱほんとにレベルの桁違いな一流の選手たちだったんで、すごいなと思いました。

-桁違いを感じたのは特にどこの部分ですか

僕がバッターしてるんで、捉え方とか、ピッチャーのどういう球を見て、どういう反応されてるんかなと思ったら、やっぱなんかバットが軽そうっていうか、動きがめちゃくちゃ軽そうに見えて、投げる球がなくなる。だから、すごく感じました。バッターとして見てて、ピッチャーで投げながらどういう反応するのかなって。違いました。

-山川選手は6回は抑えて8回に打たれた球は

フォークですね。

-山川選手に対して初めて投げたフォーク

そうですね。

-その対応力はどう感じた

僕も(フォークが)ちょっと抜けちゃったんですけど、それでもあれをヒットゾーンに持って行かれるので。逆に本当に、そういうレベルの高さを感じました。

-左打者の近藤との対決は

いや、自分の真っすぐを試したかったんですけど、本当にファウルを取るつもりで投げてて、あれをセンター前にはじき返されて。いや、ファウル取れるかなと思ったんすけど、やっぱり無理だと思いました。

-新庄監督は今日の起用の意図について、昨年のドラフト会議で競合した相手に1年目から投げさせたかったと言っていた

いや、そうですね。いや、なんとなくはわかってたんですけど、ほんとになんかそこでホークス戦っていう、なんかちょっとあるかなと思いながらやっていて。僕も本気で抑えるっていうことをやっていたんで、そこはどっちのチームっていうか、それでまあ良かったかなと思います。

-マウンドですごい笑顔を見せていたが、重圧がかかる試合でも気持ちは変わらない

そうですね。変わんないですけど、打たれて逆に笑えるようになりましたね。打たれて…「ハハッ、これ打ってくるんだ」みたいな(笑い)。笑けてくるじゃないですか。そんな通用しないだろうって。通用っていうか、投げる場所とかもちろんあるんですけど、逆にそこを考えないといけないなと。球の威力があっても、そのバッターの1番打ちやすいところに投げたら打たれるんで。

-1軍デビュー戦のロッテ戦とは違う手応え

全然違いますね。なんか全てをはじき返される。ロッテ戦はファウルが多かったんで、そこはガンガン押せていけたんですけど、やっぱそこは何年もこれだけやってたら違うなって。「違うよ」って言われました、選手に。

-同僚の先輩たちに

はい。上原さんにも、いろんな人に言われました。「なめすぎ」って(笑い)。

-その中でも楽しいメンタル

いや、楽しいっすよ、やっぱ、もうほんとにファンの人もいますし、自分の、なんて言うんすかね、やっぱピッチャーとしてのあれもできますし。バッターとしての感覚も吸収できるんで、投げながら勉強はしてたんですよ。どんな反応してくるのかなって。やっぱすごいえげつなかったんで、僕もああいうバッティングしたいなと思いました。

-そういう人たちを抑えるために、もうちょっと自分の中でプラスしたい部分は

今の段階では制球力じゃないですか。制球力とフォークで言うと落ち幅とか。そういうのを増やせたらなと思いますけど、正直やっぱわかんないです。その時その時によるんで、結局は。だからピッチャーに関しては実力、球速を上げながら、落ち幅を出したら曲がり球も効くんで。ほんとに全部、今のところは並ぐらいなんで。なんかもう他の選手みたいな1つ武器になるような変化球もあれば、またいいなと思います。調整とかもあるんで、そこはこれからまた考えないといけないと思います。

-マウンドを降りる時に新庄監督とハイタッチしてましたけど、かけられた言葉は

「よく頑張った」って言われて。いや、悔しかったですね。あそこまでで。あと1人っていうところで。でも打たれて、さっきも言ったんですけど、やっぱ良かったなと思います。

-マウンドに上がった時は3点リードだったが、その時の気持ちは

ほんとにそこは、もう1点も取られないっていうのはもともと持っていたので。だから、そうですね、0-0だったとしても、やりきるっていう気持ち。なんかやっぱそこで気を抜いちゃうと、やっぱ結局は打たれるんで。そこだけ気の緩みはないように0-0の感じで行きました。

-緊張より愉しさが上回った

いや、さすがに緊張はしますよ。今回はなんか、ほんとに中継ぎっていうか、別のつくり方なんで、そこの緊張ですね。そこでミスしたらいけないんで、よくできたかなと思います、今回は。

-緊張のある中ですけど、今季最多の3万6000人の観衆で、自分の名前がコールされたときには大歓声が起きた

いや、前回登板も最多って言っていて、今回も最多で、すごい“当たり”って感じです(笑い)。

-うれしい

いや、うれしいですよ、それは。

-降板する際に死球を当てた中村に謝罪していた

いや、謝らないと済まないですね、あれは。そのまま帰ってたらダメっす、絶対。

-当てたときも帽子を取って謝っていたが

いやいや。当てて代わるかなって思ったんで、もうそこは、その時間があったので謝りに行きました。

-球速は154キロをマーク

いや、出すつもりで投げてないんで。ほんとに抑えるつもりで投げてても、逆にそれで、やっぱそういう時が一番出るなと思いました。

-今日は8月23日ですが、1年前は何をして過ごしていたか覚えてますか

家でゴロゴロじゃないですかね。夏負けて、まだ夏休みなんで。侍ジャパン選ばれるかなっていう希望を持ちながら過ごしていました。

-ゴロゴロと言っても遊んでいたわけではない

そうっすね。いや、高校時代はなんかそうやって長い期間、休む時間がなかったんで、逆に、遊んではないですけど、ほんとにゴロゴロって言った言葉が一番。

-全然この1年後は違う未来が待っていた

いや、違いますね、もちろん。

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