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【甲子園】高野連の宝馨会長、暴力事案で出場辞退の広陵に言及「大変深刻に受け止めております」


全国高等学校野球選手権大会の出場辞退会見で報道陣に経緯を説明する広陵堀校長(2025年8月10日撮影)

<全国高校野球選手権:日大三1-3沖縄尚学>◇23日◇決勝◇甲子園

日本高野連の宝馨会長が、部内での暴力事案があった広陵(広島)が出場辞退したことについて言及した。

決勝戦後に大会を講評。選手たちだけでなく球場関係者への感謝を述べるなど大会を総括した後、「最後に、日本高等学校野球連盟会長として、お伝えしたいことがあります」と切り出した。「今回、代表校が大会途中で辞退する事態になり、各方面にご迷惑、ご心配をいただきました。日本高野球連盟としては、今回の事態を大変深刻に受け止めております」とあらためて謝罪し「このような事態に至った経緯をしっかり検証し、より適切な対応策を検討してまいります」と誓った。

そのうえで「日本学生野球憲章は、学生野球を学校教育の一環と位置づけ、学生野球は、いかなるかたちの差別も認めないことを明言しています。暴力、暴言やいじめは、何も生み出しません。改めて全国の指導者、部員の皆さんに強くお伝えしておきます。高校野球を応援してくださっている全国の皆さん、これからも高校野球を温かく、厳しく見守っていただければ幸いです」と、呼びかけた。

【広陵の暴力事案経緯】

▼1月22日 寮で部員間で暴力を伴う不適切な行動が発生。同校は「上級生4人が1年生1人を個別にたたく、胸ぐらをつかむなどした」といった内容を報告

▼3月5日 報告を受けた日本高野連は審議委員会を開き、野球部には「厳重注意」処分、当該部員には「1カ月間の公式戦出場禁止」が下された。被害生徒は3月末で転校した

▼大会直前 被害を受けた生徒の保護者とされるSNSの投稿が注目される。ひどい暴力を受け、指導者や学校の対応も不十分で転校に至ったという内容

▼8月5日 甲子園大会本部は同校が既に厳重注意されたことを公表

▼6日 同校が謝罪文を出し、大会本部は「全国高校野球選手権大会出場の判断に変更はない」と発表

▼7日 旭川志峯との1回戦に3-1で勝利

▼8日 同校がHPで現状報告を行い、6月に第三者委員会を設置して「調査中」と発表

▼10日 同校が大会辞退

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