ダルビッシュ有、６回１失点で３勝目 シルト監督「お見事だった」 大谷翔平には無安打１四球

パドレス対ドジャース　6回表ドジャース無死、ケネディの打球をシーツが好捕しガッツポーズするダルビッシュ（撮影・垰建太）

＜パドレス2－1ドジャース＞◇22日（日本時間23日）◇ペトコパーク

パドレスのダルビッシュ有投手（39）は、6回1安打1失点2四死球5奪三振と快投。今季3勝目（3敗）を挙げた。

初回、ドジャース大谷翔平投手（31）を一ゴロに仕留めるなど、3者凡退と好スタートを切った。

2回は3者凡退。

3回1死から8番フリーランドにソロ本塁打を浴び、1点を先制された。1死一塁の状況で、大谷を右直に抑えた。

4回は3者凡退。

打線が2点を奪い、逆転した後の5回も3者凡退。

6回1死から大谷を四球で歩かせたものの、2番ベッツを三ゴロ併殺。無失点で切り抜け、1点リードした状況で救援陣にマウンドを託した。

球数は74球。

パドレスは7回以降、救援陣が無失点に封じ、1点差で逃げ切り。地区首位ドジャースに並んだ。

緊迫した初戦を制したシルト監督は、「犠飛やいい守備もあり、とてもいい野球だった。ダルビッシュは自分ができることをコントロールしていた。（捕手の）フェルミンと一緒によくやってくれた。速球がキレていたし、変化球を両サイドに散らして、お見事だった」と振り返った。