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【阪神】熊谷敬宥3試合連続スタメン起用に応えるV打「大歓声が僕のヒットにもつながったかと」


ヤクルト対阪神 10回表阪神1死満塁、中2点適時打を放った熊谷はベンチに向かってポーズ(撮影・鈴木みどり)

<ヤクルト1-3阪神>◇22日◇神宮

もう脇役とは言わせない。8番の阪神熊谷敬宥内野手(29)が、延長10回の激闘に終止符を打った。

1-1の1死満塁で5打席目が巡ってきた。ファウルで粘り、ヤクルト5番手石山の甘く入ったスライダーを逃さず振り抜いた。高くはずんだ打球は二遊間を破った。2点を呼び込んだ一打に、神宮球場のほぼ半分を埋めた阪神ファンから、大歓声のシャワーが背番号4に降り注いだ。

「本当にこの大歓声が僕のヒットにもつながったかと思う。これだけのタイガースファンの皆さんの前で打ててよかった。みんながつないでくれたので、投手陣も頑張っていましたし、なんとか得点を取りたいな、という思いでやっていました」

3試合連続のスタメン起用に応えた。7月5日のDeNA戦(横浜)以来、今季2度目の勝利打点。背番号4も充実の笑顔だ。

5回の同点打にも絡んだ。1死三塁での第2打席。先発高梨の甘く入ったシュートを振り抜いた強い打球を、三塁村上がトンネル。三走高寺が同点のホームを踏んだ。打点こそつかなかったが、遊撃守備でも貢献。昨季までは代打、代走、守備固めが多かった。8年目の今季はスタメン19試合でキャリハイを更新し続け、ブレークの時を迎えている。

藤川監督がヤクルト戦を前に「神宮花火大会のように(笑い)」と大号令をかけていた神宮でのアーチショーは2戦目以降にお預けとなったが、堅実につながる打線も強さの真骨頂だ。これでヤクルト戦はDeNA、中日に続いて通算1000勝を達成。ヒーローは「本当にそれがタイガースの強いところだと思うんで、僕に限らず、継続していくようにできたらなと思います」と胸を張った。8月のロード勝ち越しまであと1勝。2年ぶりVへのゴールがはっきり見えている。【伊東大介】

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