
<ロッキーズ4-11ドジャース>◇19日(日本時間20日)◇クアーズフィールド
日本ハムや中日でプレーした武田一浩氏(60)が、自身のYouTubeチャンネル「武田一浩チャンネル」を更新し、ドジャース大谷翔平投手(31)のクローザー起用に言及した。
大谷は9試合に登板して0勝0敗、防御率3・47。6月16日(同17日)のパドレス戦で663日ぶりの二刀流復帰を果たすと、同28日(同29日)のロイヤルズ戦では、メジャー自己最速を更新する101・7マイル(約164キロ)をマークした。20日(同21日)のロッキーズ戦に先発予定。
ドジャースは救援陣に故障者が相次ぎ、9回を任されていたタナー・スコット投手(31)やカービー・イエーツ投手(38)らが離脱中。復帰間近とはいえ、開幕からフル回転を続けてきた救援陣に乱れが生じる試合も増えている。
先発陣はブレーク・スネル投手(32)やタイラー・グラスノー投手(31)が復帰。現状の先発ローテーションは山本由伸投手(27)、クレイトン・カーショー投手(37)、エメ・シーハン投手(25)、スネル、グラスノー、大谷が務めている。
武田氏は、大谷のここ一番でのクローザー起用の可能性に言及。「適任者がいないので、大谷があれだけの球を投げられる。(短いイニングなら)打たれないでしょ。スライダーとかエグいもんね。本当にもしかしたら(クローザー)やるかもしれないから」と話した。