
<ロッキーズ-ドジャース>◇19日(日本時間20日)◇クアーズフィールド
ドジャース大谷翔平投手(31)が、6試合ぶりの今季44号本塁打を放った。敵地クアーズフィールドでのロッキーズ戦に「1番DH」で出場。2回の第2打席で右翼へ運んだ。
大谷が得意としている標高1600メートルにある高地デンバーで、1発をかっ飛ばした。「空気が薄く、ボールがよく飛ぶ」クアーズフィールドでは今季5試合目で3本目、通算19試合で7本目となった。本塁打は6試合ぶり。シーズンも勝負どころを迎え、最下位ロッキーズには2試合連続で取りこぼせない。主力としての意地を見せた。
これでチーム126試合目で44本塁打となり、シーズン56本ペースとなった。自己最多54本で本塁打王を獲得した昨年は8月31日、チーム136試合目で44号を打っており、今季は10試合も早いペース。残りシーズンも好調を維持すれば、日本人初、ドジャース球団初となる60本の大台も視野に入ってくる。
ロッキーズ戦でのアーチは今季5本目、通算14本目で、ナ・リーグ球団との対戦では最多となる。
◆大谷の年度別本塁打
18年=22本
19年=18本
20年=7本
21年=46本
22年=34本
23年=★44本
24年=★54本
【★は本塁打王。23年まではエンゼルス】