
<全国高校野球選手権:日大三5-3関東第一>◇19日◇準々決勝
日大三(西東京)が関東第一(東東京)との東京対決を制し7年ぶり4度目の4強入りを決めた。15年ぶり4度目となった夏の甲子園で西東京勢が東東京勢に勝ったのは初めて。
4回表、1死一、三塁から代打豊泉悠斗(3年)の適時打などで3点を先制。その裏、1点差に迫られたが5回、敵失で1点を奪うと、2年生4番の田中諒が左翼席中段へ今大会2本目、大会第9号となるソロ本塁打を放ち5-2と再び突き放した。
守っては4回途中から登板の近藤優樹(3年)が踏ん張った。8安打を浴び1失点も逃げ切った。
昨夏準優勝の関東第一は2年連続の4強入りを逃した。第1試合で敗れた昨夏優勝の京都国際に続き涙をのんだ。
<甲子園での過去の東京対決>
【春】
72年決勝:日大桜丘5-0日大三
【夏】
77年2回戦:早実4-1桜美林
95年準々決:帝京8-3創価
10年3回戦:関東第一10-6早実
25年準々決:日大三5-3関東第一