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【DeNA】藤浪晋太郎デビュー戦5回1失点 今季最長4時間半超の熱戦制し4連勝、林琢真決勝犠飛


中日対DeNA 4回終了、明るい表情でハグを交わしベンチへ戻る左から藤浪(左)と戸柱(撮影・森本幸一)

<中日4-5DeNA>◇17日◇バンテリンドーム

DeNAが4時間半超の大熱戦を制して、約2カ月半ぶりの4連勝を決めた。同点の延長12回に林琢真内野手(24)が決勝犠飛。午後1時30分に開始した試合は午後6時を回ってようやく終了となり、これまでの今季最長だった4月2日阪神戦(京セラドーム大阪)を上回って今季最長試合時間を更新した。

先発の藤浪晋太郎投手(31)が5回5安打1失点5奪三振1四球と粘投で移籍後初登板を終えた。阪神時代の22年9月23日以来、1059日ぶりの勝ち投手の権利を持ったままの降板となったが、直後の6回無死から、2番手中川が1球目を中日上林に同点本塁打とされ、白星は消滅した。

注目を浴びた初登板。立ち上がりの1回は無失点に抑える上々の滑り出しを見せた。スタメン9人全て左打者を並べ“対藤浪対策”を打ってきた中日打線に球威のある直球で押した。

2回に足を絡められて、NPB復帰後初失点。2点リードの2回先頭は元阪神でチームメートだった板山に2ボールから154キロ直球を痛打されて右前打を浴びると、続くバントの構えを見せる駿太にはカウント3-1からエンドランを決められて無死一、三塁とピンチを拡大した。

続く宇佐見にスプリットをバットに当てられてボテボテの遊ゴロ。これも一塁走者はスタートしているエンドランで、この間に1点を失った。

それでも1死二塁からは投手の松葉を三ゴロ、9番土田をスライダーで空振り三振に仕留めてリードを守り切った。

3回は初めての3者凡退で終えると、1点リードの4回にはNPB復帰後初四球から暴投が重なってピンチを招くも土俵際で踏ん張った。先頭ボスラーに際どい球を見極められて四球で出塁を許した。続く板山への4球目スプリットだった。大きく引っかけて左打席内で弾む暴投で無死二塁とされた。

それでも板山をスライダーで空振り三振に斬ると、駿太には投前の内野安打とされるも、1死一、三塁から宇佐見を三ゴロ併殺打。無失点でしのぐとグラブを叩いて豪快なガッツポーズを見せ、捕手の戸柱ともハグで喜びをあらわにした。

5回は先頭の投手・松葉に粘られて7球目を中前打とされるも、続く3人を打ち取って危なげなく無失点。86球を投げて、5回5安打1失点5奪三振1四球で最速は156キロだった。

藤浪は「初登板でしたが、落ち着いて投げられましたし内容はまずまず良かったかなと思います。ただ早いイニングでの交代となり中継ぎに負担をかけてしまいました。しっかり振り返りをして次回チャンスがあれば、長いイニングを投げられるように頑張りたいです」とコメントした。

しかし6回に2番手中川が1球でソロを浴びて移籍後初登板初勝利は消滅。7回には宮城のワイルドピッチで2点を勝ち越されて試合をひっくり返された。

好調の打線は2点を追う8回に奮起。2死二、三塁から林が右前への同点に追い付く2点適時打。代走の三森も二盗&好走塁で本塁を陥れた。

両軍膠着(こうちゃく)状態が続いた延長12回、林が決勝犠飛を放って勝ち越しに成功。延長12回裏は入江が登板して無失点に抑え、5月29日以来、同期間の今季最長5連勝に迫る4連勝とした。

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