【DeNA】藤浪晋太郎が１回を無失点 最速は156キロ 左打者９人の中日打線抑える

中日対DeNA 1回裏、登板するDeNA先発の藤浪（撮影・森本幸一）

＜中日－DeNA＞◇17日◇バンテリンドーム

DeNA藤浪晋太郎投手（31）が1回を無失点に抑える上々の滑り出しを見せた。

NPBでは阪神時代の22年以来3年ぶり、DeNA加入後は初登板。スタメン9人全て左打者を並べ“対藤浪対策”を打ってきた中日打線に球威のある直球で押した。

1回先頭、岡林は146キロスプリットで投ゴロに仕留めると、続く樋口には154キロ直球を捉えられて右前打とされるも、上林をスプリットで空振り三振。その間に二盗を許すも、ボスラーを154キロ直球で強烈な当たりの一ゴロで切り抜け、立ち上がりは無失点ですべり出した。

三浦大輔監督（51）は試合前「緊張もあると思いますけど、自分の力を出してくれればと思います」と期待を込めていた。イニングの制限はなく、球数100球前後が目安になる模様。前日には「自分のやることは変わらないので、とにかく自分のやるべきことに集中してマウンドに上がれればいいなと思います」と話していた。