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【高校野球】中越の新チームが初練習「何が必要か全員で考え」新主将はあえてひと呼吸置き投票に


1、2年生を前に心構えを話す本田監督

全国高校野球選手権の県代表、中越の新チームが16日、初練習を同校グラウンドで行った。新主将は2番打者の宮崎翔矢三塁手(2年)の就任が濃厚だが、この日は恒例の新主将指名はなく、1週間後の投票で選出することになった。

肩透かし気味の始動も、宮崎に動揺はない。「例年とは違うことをしないと勝てない。この1週間で自分ができる状態にしたい」。練習では率先して声を出し、ノックを受けた。

新主将が部員の前で決意を話してスタートするのが恒例。15日に1、2年生の話し合いで宮崎は主将に立候補し全員に承認され、本田仁哉監督(49)にも伝えられた。本田監督も「鼻息も荒くチームを引っ張れる」と昨秋からレギュラーに定着する熱血漢に信頼を寄せている。

それでも、あえてひと呼吸を置いて投票にした。「オレが主将をやる、よし分かった、ではなく、この主将ならどんなチームにできるのか、何が必要かを全員で考えてほしい」。7年ぶり12度目の甲子園は初戦(2回戦)で関東第一(東東京)に1-6で敗れた。4失策などのミスが響いた。「目の前のことをしっかりやることが大切」(本田監督)。細かさ、丁寧さを新チームに求める中での指名保留だった。

宮崎も承知している。「ミスの後の対応など、やるべきことをメンバーにやらせ、自分もやる」。目標は春、夏、秋の県3連覇と来春のセンバツ出場。先頭に立って達成するため、1週間、アピールする。【斎藤慎一郎】

◆宮崎翔矢(みやざき・しょうや)2008年(平20)8月11日生まれ、柏崎市出身。槙原小1年から野球を始め、瑞穂中では少年硬式野球の柏崎シニアに所属。中越では1年の秋からベンチ入り。170センチ、70キロ。右投げ左打ち。

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