
<広島1-2ヤクルト>◇15日◇マツダスタジアム
広島がヤクルトに競り負け、連敗となった。3回まで完全投球の先発森は、4回に1死三塁から先制を許した。同点の7回には村上に左翼へ勝ち越しソロを浴び、7回2失点も5敗目となった。打線は4回に相手のミスから得た無死一、三塁から小園の遊ゴロの間に追いつくも、直後に一走の小園がワンバウンドの投球で飛び出してアウト(記録は盗塁死)。それでも2死一、三塁としたが、モンテロが右飛に倒れた。6回1死二塁も中軸が凡退し、勝ち越し機を逃した。試合後の新井貴浩監督(48)の主な談話は以下の通り。
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-森投手は7回の1発が悔やまれる
新井監督 あれはいい攻め方をしていたのでね。最後は真っすぐを逆方向にあれだけ飛ばされるというのは相手が上だったんじゃないでしょうかね。
-前回から修正はできていた
新井監督 今日は良かったと思う。立ち上がりからね。前回登板とは別人だったと思う。勝たせてあげたかった、いいピッチングだったからね。
-打線は4回にすぐ追いついたが、勝ち越せず。攻めた走塁もあったが
新井監督 まああれは、そういうふうにやっていこうと(チームで言っている)。たまたま、キャッチャーが取ったというか、入った感じだったけどね。あれはそういうふうになったら行きなさい、と言っているから、しょうがないかな。
-打線はスタメン全員20代
新井監督 打とうが打たなかろうが、エラーしようが、何しようが、彼らはすべてが経験なので。
-モンテロ選手、前川選手はいい守備もあった
新井監督 (前川)誠太も初回いい守備だったね。「ミスを恐れずにやりなさい」と言っている。「ミスはあるんだから前へ前へと思い切って攻めていった中でのミスはOKよ」と言っているので、いいプレーだったと思います。