
<メッツ3-4ブレーブス>◇14日(日本時間15日)◇シティフィールド
メッツ千賀滉大投手(32)が本拠地でのブレーブス戦に先発。5回2/3を投げて5安打2失点、1四球7三振で勝敗は付かず、今季8勝目はならなかった。今季19試合で7勝4敗、防御率2・35。
3回まで毎回走者を出しながらも、連打を許さず無失点。だが1-0と勝ち越した直後の4回、2死から6番アルビーズにフォーシームを右中間スタンドに運ばれ、同点ソロを浴びた。6回は四球と安打で2死一、三塁となり、アルビーズを迎えたところで降板。代わった右腕ロジャーズが勝ち越し打を許し、千賀に2失点目が記録された。味方が直後に逆転し、黒星は免れた。
千賀は7月11日に右太もも裏の張りから復帰。投球回5回2/3、球数93球、7奪三振はいずれも復帰後最多だった。
「自分の投げたい球をコントロールできましたし、これから戦っていく中で、どの球もバッターとしっかり勝負できるような球になってきたなという感覚を覚えたので、すごい良い登板だったと思いますし、これを継続していきたいと思っています」
5回2/3まで投げられた要因には「6回いけてないのでまだまだ思うところはありますけど、久しぶりに6回のマウンドに上がれたなという印象で、しっかりいろんな球をストライクゾーンに投げこめたことがやっぱり大きいかなと思います」と振り返った。
一方、メッツは8回に3番手右腕ヘルズリーが2点を失い、前日に続いて逆転負け。ここ15試合で13敗と大失速している。千賀は「負けたら重くなるし、勝ったら明るくなるのはもちろんですけど、やっぱり負けることに対して、僕のピッチングもそうですし、負けるということは何かしらミスだったり、もう少し、惜しいところが結果に出ていると思うので、チームみんなで次の試合に勝っていけるように、いいパフォーマンスを出せるように、みんなでいい準備ができたらと思います」と話した。