
<広島5-4中日>◇24日◇マツダスタジアム
中日が広島に敗れ、わずか1日で再び5位に転落した。ドラフト1位金丸夢斗投手(22)が、今季最短5回で5失点しKOされた。守備のミスから3回に大きく崩れた。先頭石原の三塁へのゴロをチェイビスが悪送球。1死一、三塁とピンチを広げ前川に左前先制適時打。モンテロの左越え適時二塁打、末包の11号2ランと一気に5失点した。
試合後の井上一樹監督(54)の一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-3回の5点が
「いや、もう結局そこに尽きるでしょ。終わってみたら5対4やったっけ。3回のそれだけ。『なんか、どっかで見たことあるようなシチュエーションやな』っていう。その『しょうもないことをやってもうたら、結局そうなりますよ』っていうこと、取り返して、追いつこうとみんなそれぞれ必死になって。最終的に5対4って形になってるけど、やっぱりしょうもないエラーとか、アウトできるものをできないようでは、結果そういうふうになりますよってことで」
-チェイビスは20試合守って5失策
「いや、そこはちょっと不安要素を抱えながら使ってるっていうのは、もちろんオレが使ってるわけだから。じゃあ他のやつを使えばいいじゃんって話になるのは…。5失策。それは分かっとるよ。ただ、じゃあ、そんだけ失策してるから使わない方がいいんじゃないですかっていう、もし意見があるなら…。ただ、いやいや、使うのはオレだから。5失策も痛いよ。でも、やっぱり、来てまだ1カ月、2カ月っていう外国人に対して、『はい、もうそういうような判断をします』っていうのも、ちょっとどうかなっていう。もちろん、ジェイソン(ボスラー)だって、最初の方は全然打てへん、守るのも不安があったっていう。今、逆に言えば、打てなかったとしてもしっかり守ってくれるっていうようなものを見せてくれてるわけで。そういったものを期待っていうのは持ちつつ、でも、やっぱり投げてるピッチャーにやっぱり負担がかかってしまう。それで失点してしまうっていうことがあるんだったら、ちょっとやっぱこっちも考えなきゃいけない。そこは、だから、明日1日試合がないから、『どうしたもんかな』っていうことを考えて、火曜日(ヤクルト戦)に臨もうかなと思います」