
<オリックス1-5楽天>◇14日◇京セラドーム大阪
楽天が3位オリックスを射程圏内に捉えた。直接対決で5連勝を飾り、2ゲーム差に接近。三木肇監督(48)は「それは事実としてあるんですけども。明日からまた戻ってファイターズとやるんで、1試合1試合やります」。対戦成績も9勝9敗の五分とした。
投打がかみ合った。0-0の5回2死一、三塁、1番中島大輔外野手(24)が左前適時打で先制。なおも2死一、二塁で2番村林一輝内野手(27)が左前適時打で続いた。7回にも村林が適時打を放ち、8回に小深田大翔内野手(29)の押し出し四球、中島の中犠飛でリードを広げた。
1、2番の中島、村林がそれぞれ2打点を挙げ、指揮官は「ずっと彼らではないかもしれないけども、チームとしてはね、非常に大事なポイントになると思いますんで」と振り返った。
投げては藤井聖投手(28)が8回途中1失点と力投。チームトップタイの5勝目をつかんだ。三木監督は「いろんなボール投げながらナイスピッチングでした」とたたえた。