
<楽天7-3オリックス>◇7日◇楽天モバイルパーク
楽天が逆転勝ち、オリックス戦で同一カード3連勝を飾った。
3-3の8回表、あわや勝ち越しのピンチを右翼中島の好送球で本塁生還を阻止し流れを引き寄せると、その裏に猛攻を仕掛けた。 先頭黒川が左前打を放った。代走武藤が送られると、小深田のバントで進塁。堀内が申告敬遠となって1死一、二塁とすると、途中出場の小郷は「代えられると思っていたんですけど、三木監督が信頼して送り出してくれたんで、そこで3段階ぐらいスイッチが入りました」と初球からペルドモのチェンジアップを捉え適時二塁打で勝ち越しに成功した。
その後も中島の右前適時打、鈴木大の2点適時二塁打で3点を追加し、この回一挙4点を奪って突き放した。
9回のマウンドには3連投の則本があがり、麦谷からピッチャー強襲の内野安打を放たれるも、無失点で守りきった。
3安打2打点猛打賞の活躍で同点に詰め寄った村林も「打ててすごくほっとしました」と安堵(あんど)した。
3連勝に三木監督は「結果そうゆうところで良かったですけど、1試合1試合やっていきます」と気を引き締めながら、8回攻防をについては「守備から攻撃につなげられたのが良かった。途中出場の選手も含めてくやってくれたと思います」とたたえた。
背を追う3位オリックスまでゲーム差2・5に迫り、Aクラス入りがみえてきた。