
横浜(神奈川)の織田翔希投手(2年)が本物の「怪物」になる夏がきた。初戦の完封勝利に続き、4回からリリーフでマウンドに上がり5回2/3を投げ3安打無失点。自己最速タイの152キロも記録し今大会2勝目。今春センバツと合わせて甲子園5勝目を挙げ、横浜で2年生までに甲子園で5勝した初めての投手になった。OBで「平成の怪物」と呼ばれた松坂大輔氏(44)からの格言を胸に、新たな歴史と伝統を築く。
◇ ◇ ◇
◆横浜の5勝 センバツ3勝の横浜・織田が今大会も2勝。同校投手の通算5勝以上は松坂大輔の11勝を筆頭に5人目。2年生までに5勝したのは73年センバツ優勝の永川英植(4勝)を上回り学校史上初。