
<エンゼルス6-5ドジャース>◇13日(日本時間14日)◇エンゼルスタジアム
ドジャースは序盤にリードを奪うも、8回に試合をひっくり返されてエンゼルスに今季6戦全敗を喫した。大谷翔平投手(31)は移籍後初の古巣戦で先発したが、5回途中4失点で降板し今季初勝利はならなかった。
5-4の8回、3番手ロブレスキが2者連続死球で降板。4番手エンリケスが満塁を招き、8番オハビーに中前へ逆転の2点適時打を打たれた。
首位争いをしているパドレスが勝利し、ドジャースは2位に転落。チームは15日(同16日)からパドレスと敵地で直接対決となる3連戦を迎える。
デーブ・ロバーツ監督(53)は試合後に会見し、4回1/3で80球を投げて降板した大谷に言及。今季初めて5回を続投させた判断について「5回を投げ切るだけの力がまだ残っていると考えた。ネトを抑えたらバンダに代えるつもりだったが、ネトにスライダーを捉えられて二塁打にされてしまった。5回が始まった時点では、ここまでの投球を見ても投げきれると思っていた」と話した。
エンゼルスにスイープされたことには「結果的にはタフだった。だが、プレー内容は良かったと思う。打席の内容も良かった。パヘスの打球も向こうの素晴らしい守備があったし、8回の守備でも不運な当たりがあったが、これが野球。今は全体的に悪い流れだが、今日は良い試合をしたと思う」と振り返った。