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【G大阪】7年ぶり復帰の初瀬亮「強くならないといけない」と意欲 背番号は「21」に決定


G大阪に加入したDF初瀬亮

ガンバ大阪は14日、サンフレッチェ広島戦(16日、Eピース)に向けて非公開で調整した。

前日にイングランド2部シェフィールド・ウェンズデーからの完全移籍が発表されたDF初瀬亮(28)も参加し、7シーズンぶりに復帰したチームでの活躍を約束した。

イングランドでのプレーは昨季の後半戦のみとなったが「考え方が変わった」と口にするまでの経験となった。「向こうではサッカーしかなかった。孤独で、言葉も通じなくて、自分のせいじゃないのに自分のせいにされたりもした。グラウンド、気候、環境、食事も全てが違う中でやってきた」といい、その中で「自分にベクトルを向けてやるということは、やっぱり行かないとわからなかった」と、ヴィッセル神戸で海外経験のある選手から聞いていた「自分にベクトル」を本当の意味で理解することができた。

次は得たものをG大阪の選手として見せる覚悟で戻ってきた。「『半年で帰ってきた』と言う人もいると思うけど(そういう声は)どうでもいい。頑張って自分のプレーで示していきたい」と力を込めた。

日本復帰にあたっては、複数クラブが興味を示していたが「4つぐらい(候補が)あった中で、一番熱意を持って、誠意を示してくれた」という古巣G大阪に決めた。

下部組織から育ったG大阪は、強くなければいけないチームという意識が強く、そんなチームを取り戻すために、力を注ぐ覚悟で合流した。「ガンバは自分がユース3年(15年度)の時の天皇杯優勝以来、優勝していない。自分が出て優勝したいというのが一番に浮かんだ。タレントもいっぱいいるし、絶対強くなるチームだと思うし、強くならないといけない。自分が入って、自分の良さを出していければ」。自らが重要なピースとなって、タイトル争いに関わっていくつもりだ。

昨季まで在籍した神戸では、23~24年のリーグ連覇と昨季の天皇杯制覇に貢献。「負けて修正するよりも、勝って修正していくチームが一番強い」ということを身をもって体感し、結果を出すことで手にした勝利のメンタリティーを、G大阪に植え付けていく考えで合流した。

G大阪に少ないクロスからの得点アップには自信を見せる。「ほぼクロッサーで決まると思う。自分がいいボールを上げれば、それだけで入ると思っている」と話すまでに自信を持つ高精度キックは大きな武器。攻撃のバリエーションは間違いなく増えることになるはずだ。

背番号は21に決定。「ガンバが強かった時の加地(亮)さんが21やったので、いいなと思って」と選択したといい、ここでも「強いガンバ」への意識を感じさせている。

選手登録がいつ完了するかが現時点で不透明だが、コンディションは上々。低酸素トレーニングやパーソナルトレーニングを継続しており「心肺的なところは上げいて、いつでもやる準備はしていた」と整えてきている。

近日中とみられるG大阪での復帰戦を前に、サポーターにはあたたかい対応をお願い。「いくらブーイングされようが、水をかけられようが、嫌いになるクラブではなかった。何を言われてもお世話になったクラブなのは間違いないと思っていたので、ちょっとは柔らかく思ってもらえれば(笑い)。一番強い後押しをしてくれるサポーターの皆さんと勝利をかみしめられればいいと思っているので、もうブーイングはやめてもらって、歓迎してもらえればうれしい。一応ガンバっ子なので(笑い)」。大歓声で迎えてもらえれば、期待以上のパフォーマンスで応えることを約束。サポーターの対応と、ピッチでのプレーを楽しみにさせた。【永田淳】

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