新潟北シニア、日本リトルシニア東日本選抜大会で初優勝 間藤主将「気持ちの面でも成長できた」

東日本選抜大会で初優勝した新潟北シニア　（新潟北シニア提供）

日本リトルシニア東日本選抜大会（9～12日、長野・セキスイハイム松本スタジアム）で新潟北シニアが初優勝した。県、そして信越連盟所属クラブとしても初の快挙になった。決勝（12日）は岡谷シニア（信越・長野）に5－4で競り勝った。

三島大輔監督（50）は「3年生の最後の公式戦で力を発揮してくれた」と選手をたたえた。捕手でもある間藤信頼主将（紫雲寺中3年）は「とにかくうれしい。3年間やってきてよかった」と喜びに浸った。決勝の相手、岡谷シニアには6月の日本選手権信越予選準々決勝で4－5で競り負けていた。その相手に同じスコアでリベンジした。

信越予選後、打撃のレベルアップを重視。「ファーストストライクを捉えるように」（三島監督）と練習から積極的に打ちに行くことを徹底した。大会4試合で合計31得点とその成果は出た。決勝は2－0から2－3と逆転された直後の4回表に、2点を奪って勝ち越すなど勝負強さも見せた。

「決勝はリベンジマッチだったので、絶対に勝ちたかった。ベンチもずっといいムードだった」と言う間藤主将は、「（新潟北シニアで）気持ちの面でも成長できた」と、過ごした時間の価値をかみしめた。