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【甲子園】東大阪大柏原・土井監督、初甲子園は主軸失い完敗「勇気のいる申し出」主将訴えで決断


東大阪大柏原対尽誠学園 試合終了後、整列する東大阪大柏原・土井健大監督(撮影・石井愛子)

<全国高校野球選手権:尽誠学園3-0東大阪大柏原>◇12日◇2回戦◇甲子園

14年ぶり出場の東大阪大柏原が初戦で敗退した。オリックス、巨人でプレーした土井健大監督(36)は就任7年目で初の甲子園だったが、白星をつかめなかった。

主将の竹本歩夢捕手(3年)の左手負傷が響いた。2日前の練習で痛めた。大阪大会では4番を打っていた攻守の柱。8番打者で強行出場したが、5回の打席で代打を送られた。扇の要を失った直後の3失点だった。

自身も捕手だった土井監督は「主将としてこの夏、本当に成長した。うちは竹本のチーム。最後も竹本と一緒に終わりたいと思っていた。選手にはみんなで来た場所だから、みんなで戦おう。1球で終わるかもしれないから、全員で準備しようと声をかけていました」と説明した。

5回の交代は本人と話し合って決めた。「ミットをはめられない。限界です」と訴えてきた。

「勇気のいる申し出だった。打たなくていいと言っていたのに(1打席目に)手を出して。野球人として体が動いたのでしょう。捕手が変わると流れが変わる怖さは分かっていた。負けは僕の責任。選手はよくやってくれました。勝たせてあげられなくて申し訳ない」と厳しい表情で話した。

同監督は選手として、履正社(大阪)でセンバツ出場経験がある。「選手の時よりも冷静に見ることができました。こんなにお客さんが入るんだ、こんな感じなんだと。また戻ってきたい。次は甲子園で1勝、2勝するために頑張りたい。甲子園は最高の教育の場だと思います」と話した。

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