
暴力行為をめぐって広陵(広島)の堀正和校長が10日、兵庫・西宮市内で取材対応し、夏の全国高校野球選手権大会の2回戦以降の出場を辞退すると発表した。
広陵は7日の初戦で旭川志峯(北北海道)に3-1で競り勝ち、2回戦進出を決めていた。出場辞退することになり、14日に2回戦で対戦予定だった津田学園(三重)が不戦勝となった。この日、大会本部は以下のように発表。「広陵高校から本日10日、出場辞退の申し出があり、大会本部として了承しました。このような事態になったことは大変残念ですが、学校のご判断を受け入れました。大会主催者として、日本高等学校野球連盟と朝日新聞社は、暴力やいじめ、理不尽な上下関係の撲滅に向けて、引き続き努力して参ります。今回の辞退により、広陵高校の2回戦の試合予定だった大会第9日(8月14日)第4試合は津田学園高校(三重)の不戦勝となります」とした。