
メジャー歴代最多652セーブを誇る元ヤンキースのマリアノ・リベラ氏(55)が、9日(日本時間10日)にヤンキースタジアムで行われたOBイベントの試合でアキレス腱(けん)を損傷し、手術することが決まった。同日、複数の米メディアが報じた。
リベラ氏は毎年恒例の球団イベント「オールドタイマーズデー」に参加。OBによる試合が6年ぶりに復帰し、中堅を守っていたが、守備中に負傷した。
通算354勝のロジャー・クレメンス氏(63)は、ラジオ中継で「マリアノの件を聞くまでは楽しい1日だった。マリアノはアキレス腱を傷めた。何が起きていたのか分からなかったよ。みんな、ハムストリングのケガだと思っていたけど、それより少しひどいかもしれない。今、病院にいると思う」と明かし、後に代理人が説明した。
パナマ出身のリベラ氏は95年から13年までヤンキースでプレーし、1115試合でメジャー最多652セーブ、防御率2.21を記録。19年に史上初めて満票で殿堂入りした。