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ロバーツ監督、大谷翔平2度目の先発について「投球の効率次第。まだはっきりとは決めていない」


大谷翔平選手がドジャース対ナショナルズ戦で打撃不調を続けています。最近7試合でノーアーチ、打率は低下しています。過去数試合で報復死球を受け、体に痛々しいあざが残っている状況ですが、打者としての出場を継続しています。登板調整も順調に進められており、次の試合では先発投手としての可能性が示されています。監督は打撃不調がピッチングとの関連がないとし、今後の改善プロセスに期待を寄せています。

ドジャース対ナショナルズ 試合に敗れネクストバッターボックスを後にするドジャース大谷(撮影・滝沢徹郎)

<ドジャース3-7ナショナルズ>◇21日(日本時間22日)◇ドジャースタジアム

【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)21日(日本時間22日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(30)は、7戦33打席ノーアーチとなった。

ナショナルズ戦に「1番DH」で出場し、4打数無安打2三振。14日のジャイアンツ戦で1試合2発をマークして以来アーチなしで、16日(同17日)のパドレス戦で二刀流復帰して以降は5試合で19打数2安打の打率1割5厘と調子を落としている。投手としては中5日で22日(同23日)ナショナルズ戦で、右肘手術後2度目となる先発マウンドに上がる。

   ◇   ◇   ◇

大谷は甘い球を打ち損じ、本調子ではない打撃が目立った。第1打席の中飛と第4打席の遊ゴロは初球打ちで持ち味の積極性を発揮したが、捉えきれず。第2打席は空振り三振を喫し、第3打席は甘い球に手が出ず、見逃し三振となった。1試合2発をマークした14日のジャイアンツ戦以来、7戦33打席ノーアーチ。例年、絶好調の状態を迎えていた6月だが、今年はまだ3本塁打にとどまっている。

前カードのパドレス4連戦で、2度の報復死球を受けた。右太もも、右広背筋付近にそれぞれ痛々しくあざが残っている状態だ。それでも打者で出場を続け、登板間も投手調整を順調に進めた。2度目の先発マウンド前日のこの日は、キャッチボールで投球動作を確認。約40メートル付近まで距離を伸ばし、ノーワインドアップとセットポジションから強めのボールを投じた。

前回登板は1イニング限定で、28球を投じた。ロバーツ監督は2度目の先発について「投球の効率次第。1イニングで終える可能性もあるし、2イニング目を投げる可能性もある。まだはっきりとは決めていない」とコメントした。ナ軍打線では、レンジャーズ時代に対戦成績19打数8安打(打率4割2分1厘)、2本塁打と“大谷キラー”だった左打者ローが主軸を務め、1番エイブラヒムや若手の新星ウッドら左の強打者がそろう。この日は1~4番で5発。破壊力のある上位打線が相手となる。

投打での同時出場に問題はなさそうだが、「打者大谷」は二刀流復帰を飾った翌日から5試合で19打数2安打、打率1割5厘と元気がない。ロバーツ監督は「ここ1週間ほどは少しボール球を追いかけて、調子を崩している。ピッチングとの関連があるとは思わない」と関連性を否定。「これからもこのプロセスを続け、彼は投げていく。そうすれば何か見えてくるだろうけど、今は分からない」と、前向きに語った。

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