
フジテレビ系「ホンマでっか!?TV」のコメンテーターとしても知られる生物学者で早稲田大学名誉教授の池田清彦氏が、22日、X(旧ツイッター)を更新。トランプ米大統領が21日、自身の交流サイト(SNS)で、米軍がイランの3つの核施設を攻撃したと明らかにしたことについて私見を述べた。
「イランは絶対に報復するよ。アメリカも全ての報復を避けることはできない。それで沢山の無■の人々が死ぬことになる」(※古の下が辛)と書き出した。
続けて「兵器産業の儲けと自己の意地と権力誇示のために人殺しをして何が楽しいのか?全て人はいずれ死に、人類も遠からず絶滅するのだから、その時までは、心穏やかに生きた方が楽しいよ」とつづった。
トランプ氏はイランの攻撃に対し「大成功だった」とした。イスラエルが要請していたとされ、同国による13日の空爆開始後、米国の攻撃参加は初めて。イランが報復として中東にある米軍基地を狙い、戦火が拡大する恐れがある。
攻撃した核施設はイラン中部のフォルドゥ、ナタンズ、イスファハンの3つ。トランプ氏はフォルドゥの地下深くにあるウラン濃縮施設に「火薬を満載した爆弾を投下した」と主張。攻撃に関わった全ての米軍機はイラン領空外に移動し、安全だと説明した。
トランプ氏は21日午後10時(日本時間22日午前11時)からホワイトハウスでイラン攻撃について国民に向けて演説すると明らかにした。