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【奈良】初戦からノーシードで大会3連覇狙う智弁学園VS62年ぶり夏の甲子園目指す高田商


第107回全国高校野球選手権奈良大会の組み合わせ抽選会が行われ、智弁学園と高田商が初戦で対戦することが決定しました。智弁学園は大会3連覇を目指し、昨年のセンバツ出場を逃した悔しさを晴らすために練習を重ねてきました。特に打力強化に力を入れ、1日1800回の素振りを行ってきました。一方、高田商はOBであるDeNAの三浦大輔監督に62年ぶりの甲子園出場の報告をするために勝ち上がる意気込みを見せています。両校のキャプテンが意気込みを語り、初戦から互いに譲らぬ試合が期待されます。

初戦から激突する智弁学園の少路主将と高田商の石井主将(写真右)ががっちりと握手をかわす(撮影・林亮佑)

<高校野球奈良大会・組み合わせ抽選会>◇21日◇橿原文化会館

第107回全国高校野球選手権奈良大会(7月11日開会式、同12日開幕)の組み合わせ抽選会が21日、奈良県橿原市で行われた。ノーシードから大会3連覇を狙う智弁学園は初戦で高田商と激突。今春センバツ出場を逃した悔しさを夏にぶつける。高田商も初戦突破で勢いづき、OBのDeNA三浦大輔監督(51)に62年ぶり夏の甲子園出場の知らせを届ける。また、京都大会の抽選会も行われ、昨夏日本一の京都国際が甲子園帰還を誓った。

  ◇  ◇  ◇

大会3連覇を目指す智弁学園はノーシードから険しい道を駆け上がる。昨夏奈良4強でDeNA三浦監督の母校・高田商と初戦から激突。勝っても次戦でシード校の奈良と対戦する可能性がある。少路慶斗主将(3年)は「相手が決まってホッとした気持ちとやってやるぞという強い気持ちが2つ芽生えてきた」と背筋を伸ばした。

昨秋は準決勝で天理に2得点で敗れてセンバツ出場が断たれた。打力強化を掲げて冬には1日1800回の素振りに取り組んだ。今春は3回戦敗退も、練習試合では成果も実感した。「どこの高校にも負けないくらいバットを振ってきた。やってきたことを信じて夏につなげるだけ。甲子園出場を掲げてやってきた。日本一を目指して頑張りたい」と強い決意を口にした。

初戦で対戦する高田商の石井杜和主将(3年)も前を向いた。「苦しい戦いになると思うけど、自分たちがやってきた練習を信じて初戦に全員がいい形で挑めたら。初戦を勝てばチームとしてもいい形になる」。初戦から強豪撃破で、62年ぶりの夏の甲子園出場へ弾みをつけるつもりだ。

智弁学園が大会3連覇へ意地を見せるのか。高田商が阻止して一気に頂点まで駆け上がるのか。初戦から目が離せない。【林亮佑】

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