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大谷翔平 投手早期復帰の背景は? 本人の意見尊重、ドジャースの苦しい投手事情も


ドジャースの大谷翔平投手は、16日のパドレス戦で二刀流として復帰することが決定しました。これは、大谷本人の試合復帰の希望に加え、チームの投手陣の苦しい状況が要因となっています。復帰までのプロセスは、チーム監督や編成本部長、投手コーチ、チームドクターとの協議を経て決まりました。大谷は過去に3回のライブBPを行い、その中で順調な調整を見せていました。ドジャースは、彼の一投でもチームにとって大きな貢献となると期待を寄せています。大谷の二刀流復帰は、チーム状況と彼の強い意欲が関係して実現しました。

ドジャース対ジャイアンツ 試合に勝利しナインを迎えるドジャース大谷(中央)はマウンドの上でシャドーピッチングのような動きを見せる(撮影・滝沢徹郎)

ドジャース大谷翔平投手(30)が、16日午後7時10分(日本時間17日午前11時10分)開始のパドレス戦で二刀流復帰することとなった。15日(同16日)のジャイアンツ戦後、球団公式X(旧ツイッター)で発表された。

ロバーツ監督はこの日の試合後、経緯を説明した。フリードマン編成本部長、投手コーチ、チームドクター、本人との話し合いを踏まえた上で、「これまで3回、ライブBP(実戦想定の投球練習)を行ったが、少し負担がある。彼が『メジャーの試合で投げる準備は整った』と伝えてくれた」と明かした。

これまでライブBPを試合前に行い、その数時間後に打者としてプレーを続けていた。その状況について同監督は「ダブルヘッダーのような感覚だったと思う。我々としては(二刀流復帰までのプロセスは)初めてのことだが、彼は1度経験しているし、ショウヘイの話を聞こうと。ライブBPをやって、試合に出る、そのエネルギーを、実戦でやろうということになった。彼はそれを、とても楽しみにしている」と、本人の意見を尊重したことも大きな要因だったようだ。

加えて、投手陣が苦しい状況に立たされていることも、早期復帰を加速させた。同監督は「1イニングでも2イニングでも彼が投げてくれれば、チームにとっては大きい」と語っていた。ベテラン左腕クレイトン・カーショー投手(37)は復帰したものの、サイ・ヤング賞2度の左腕スネル、昨年9勝の右腕グラスノー、佐々木朗希投手(23)らが次々と離脱。先発の駒不足にも悩まされていた。

一方、大谷は前回10日のライブBPで44球、3イニングを想定し、6奪三振で順調な調整ぶりを見せていた。14日のジャイアンツ戦後、囲み取材では「十分試合で投げるレベルには近づいている」とコメント。大谷の体の負担、チーム状況、本人の復帰への意欲が絡み合い、急展開の電撃復帰につながった。

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