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ヤクルト内山壮真「成長につながる」西武西川愛也「清水達也と対戦したい」交流戦質疑応答全文


2日に都内のホテルで「日本生命セ・パ交流戦」の開幕記者会見が行われ、巨人・田中瑛斗、ヤクルト内山壮真、ロッテ鈴木昭汰、西武・西川愛也の4選手が登壇しました。内川聖一選手は自身の交流戦の経験について語り、2011年のMVP受賞や、選手同士のデータの共有について触れました。また、選手たちは今回の対戦に対する意気込みを語り、特に田中瑛斗は古巣対戦の楽しみを、西川愛也は特定の選手との対戦を楽しみにしていると述べました。交流戦は、選手にとってシーズン中の重要な基準の時期でもあり、異なるリーグと対戦することで新たな経験を得られるため、期待感も高まっています。

「日本生命セ・パ交流戦」開幕記者会見で写真に納まる選手たち。左から巨人田中瑛、ヤクルト内山、ロッテ鈴木、西武西川(撮影・江口和貴)

「日本生命セ・パ交流戦」の開幕記者会見が2日、都内のホテルで行われた。巨人・田中瑛斗投手(25)、ヤクルト内山壮真捕手(22)、ロッテ鈴木昭汰投手(26)西武・西川愛也外野手(25)の4人が出席し、意気込みを語った。

質疑応答は以下の通り(以下敬称略)

   ◇   ◇   ◇

-11年MVP獲得の内川へ、交流戦の印象深い思い出

内川 今年で20回目ということで僕は1回目から出場させていただきましたけども。始まった時は公式戦っていうのはわかってはいるんですけども、どちらかというとオープン戦の延長みたいな気持ちもあってスタートしたっていうのが正直なところでしたね。2011年にMVPをいただきましたけども、FAで移籍して1年目でソフトバンクも交流戦優勝っていう形でMVPいただきましたので、昨年までセ・リーグにいたっていうところもありまして、相手ピッチャーをわかっているだとか、球場の特徴も、そのへんが有利に働いたのかなとは思いましたね。

-内川さんがソフトバンクのチームメートにデータを共有したりなどは

内川 そうですね。もちろんデータとしてスコアラーの方に集めてもらったデータもあるんですけど、プラス僕自身が感じたことであったりとか、数字上ではわからない話なんかもさせてもらったりだとか。期間限定の戦いってありますから。すごく楽しみにしてやっていましたね。

-交流戦

内川 交流戦って選手たちにとって1つの基準になる時期になっていると思うんですよ。開幕して2カ月ほどですね、シーズンをやった中でいうと「さあこれから1年間」っていう流れをトータルで考えるとやっぱこの辺でもう1回どうするのかっていうのをしっかり選手たちも考えられる時期だと思います。ここまで調子が良くない選手でも、これを機に上がって行ったりだとか、いろんな選手がいますから。そのへんもちょっと楽しみかなって思いますね。

-現役選手の皆さんへ、巨人田中瑛選手、交流戦の印象

田中瑛 僕自身、去年ファイターズにいたんですけど去年ジャイアンツ相手に投げて、その印象が今残ってますね。まさか今年ジャイアンツのユニホームを着て戦うのかっていう気持ちですね。

-今年日本ハム相手に投げるかもしれない

田中瑛 そうですね、楽しみです。

-交流戦の印象

西武西川 いつもとは違う選手が相手だったり、球場も変わってくるので、シーズンとは違った緊張感と独特な雰囲気を感じた印象が強くあります。

ヤクルト内山 普段やらないような素晴らしい選手と対戦できるということで、毎年新たな発見だったりとか、自分の成長につながる交流戦になっているなっていう風にすごく感じます。

ロッテ鈴木 球場も違いますし、内川さんや皆さんがおっしゃっていた通り、普段対戦しない選手、使用しない球場で戦うので、ちょっと緊張感があったりとか楽しみがある。

-セパ経験の内川氏へ、交流戦で印象に残っている対戦球団や球場は

内川氏 データが出た中で対戦はしますけど、やはり感性っていうものは必要になると思うんですよ。データで得意、不得意は色々出ますけども、実際に打席に立っている選手を見たり、マウンドに立っているピッチャーを見たときに、自分のイメージを働かせながら対戦することも必要になる。あとは球場はそれぞれ特徴がありますから、例えば風向きであったり、クッションボールであったり、日がどっちから出てどっちに沈むとか。あとは応援ですね。各球団それぞれ特徴的な応援がありますから。大したことのないピンチでも相手チームの応援の圧がすごいと、すごく大きなピンチに感じたりだとか。応援をすごく楽しみに球場に行っていたなっていうのはありますね。

-内川氏へ印象に残っていた応援は

内川 やはり阪神タイガースの応援ですね。甲子園独特の地響きと言いますか、地鳴りがするような、下からこう声援が来るみたいな感覚であったり。あとは千葉ロッテマリーンズの手拍子と声だけの応援ですね。外野を守っていたこともありましたので、相手選手の応援歌をこう口ずさんでみたりだとか、そういう時間もあったりしましたね。

-ロッテ鈴木選手へ、ロッテファンの応援はやはり迫力がある

ロッテ鈴木 そうですね、試合が進むにつれて展開も熱くなるとものすごい声量とか拍手にすごく一体感があって、とても良い応援だと思います。

-以前阪神の選手が記者会見で甲子園での自分への応援がプレッシャーになると。ロッテ鈴木選手自身は

ロッテ鈴木 後押ししてくれる感じなので、そこまでのプレッシャーっていうのはないですけど、力に変えられると思います。

-この選手と対戦したい

西武西川 僕は中日ドラゴンズの清水達也投手と対戦したいなと思っています。対戦は1度もないでの、ぜひ打ちたいなと思っています。(狙う球種は)フォークボール。一番得意球がフォークだと思うので、その球を打てたら良いなとは思います。(どんな結果が一番うれしい)一番はやっぱりホームランだと思いますけど、ホームランを狙って打てたことがないので、まずはしっかりとヒットを打てるように頑張りたいと思います。

巨人田中瑛 やっぱりファイターズの清宮野村万波のクリーンナップをしっかり抑えたいと思います。(癖などについては)知っているつもりではいますけど、自分の投球に当てはめてしっかり抑えたい。(なんの球種で抑える)清宮にはインコースストレートですかね、万波にもインコースシュート、野村にもインコースシュートで。そこが一番抑えられるかなって。

ロッテ鈴木 対戦したい選手はたくさんいるので絞れていないんですけど、今年それこそロッテが甲子園で試合をするので、阪神の応援とロッテの応援と楽しみながら試合をしてみたい。(甲子園のビジター席が狭いが)甲子園ではいつもの倍の声量で応援よろしくお願いします。

ヤクルト内山 明日から西武ライオンズさんと交流戦が始まるので、今チーム状況が良い中でピッチャー陣がすごく良い状況だと思うので、その中で特に先発の隅田さんが中軸として頑張っていると思うので、その隅田さんを打ち崩せるようにやっていきたいなと思います。(狙い球は)まっすぐを打ちたいと思います。

-4人の選手の回答を受けて

内川 いやみんな素直ですね。言ってくれるんですね。僕だったら多分「いやそのとき考えます」みたいな(笑い)感じだったと思いますけど。西武は今井投手も隅田投手も防御率パリーグで言うとね1位2位ですからね、そういうピッチャーとどのように対戦していくのかね。3試合になるとローテーションで当たらない可能性も出てくるので、僕らも現役の頃っていうのは、どこのローテーションが当たるのかなっていうのはちょっと気にしながら見てましたね。

-交流戦部門別の歴代トップ5の成績ボードが登場。ヤクルト石川選手がトップの29勝

ヤクルト内山 僕が2年目の時に交流戦でこの29勝のうち貢献させていただいたので、今年もなんとかその勝利に貢献できるようにしたい。

-パネルを見て

巨人田中瑛 阿部監督(本塁打60本で2位)、杉内コーチ(勝利数26勝の3位)、やっぱりそこに目が行きますね。小さいころから見ていた選手の名前があるので、僕も少しずつ追いつけるように頑張りたい。

西武西川 中村さん(本塁打80本で1位)と栗山さん(安打数337本で1位)が1位で本当にすごいことだと思います。普段はすごく気さくに話してくれる優しい先輩なんですけど、試合になると集中力がすごいというか、すごくいつも勉強になるお二方です。

ヤクルト内山 先ほど石川さんのお話もありましたけど、すごく長い年数をやられていて、こういった成績を残されてっていうのは、本当に尊敬する先輩だなって改めて感じました。(打率3割2分7厘で2位に元ヤクルト青木氏)青木さんはもう現役の時本当にいろいろ教わっていただいたりとか、チームの先頭を引っ張っていただいた方なので改めてすごい方なんだなって。

ロッテ鈴木 やっぱり角中さんの打率1位ですね。(打率3割3分3厘で1位)ボール球でも平気でヒット打ったりとか。

-最優秀選手受賞選手一覧パネルが登場

内川氏 僕やっぱり2016年の城所選手。当時「城所待機中」って言われるくらい試合終盤に出ていって、どういう働きをするのかって言われている選手が。見て下さいこの打率4割1分5厘の12打点6本塁打ですよ。この期間は城所選手待機してなかったですね。この期間すごかったんですよ、もう出れば打つ出れば打つで。ここで交流戦の優勝が決まるっていうところでホームラン打ったりとか、本当に印象に残る活躍をこの期間してくれました。(11年MVP獲得時の成績と比べて)全部負けているんですよ。当時は僕の代走守備固めで城所選手行ってくれていたので、その選手に今この期間負けているって思うと、大変申し訳なかったなと。(5年後っていうところですからね)はい。

-昨年は日本ハム水谷がMVP獲得

内川 最近は現役ドラフトとかいろんな制度が出てきて、他球団で活躍するパターンも出てきてくれてますので、そういう選手がこういう場で活躍してくれるっていうのはすごくうれしいなって思います。

-MVP獲得選手一覧パネルを見て

西武西川 短期間でこの成績を残せるのは本当にすごいこと。まだライオンズから受賞者が出ていないので、今年ぜひ取れるように頑張りたい。(目標は)一番(歴代で)打率の高い水谷選手の打率を追い越せるような成績を残したいなと思います。打点、本塁打はクリーンナップの方にもう任せて、とにかく塁に出れるように頑張りたい。

内川氏 すごいですね。僕は3割2分6厘で大概打ったつもりだったんですけど、改めてこうやって見るとみんな打率高いなって思いますね。

巨人田中瑛 やはり杉内コーチ内海コーチの記録は目に行きますねさすがです。(中継ぎ投手のMVPは珍しいが)そこを目指して頑張りたい。

ロッテ鈴木 中継ぎ投手の受賞がロッテでは小林雅英さんの1人だけなので、終盤に出ていくピッチャーでこれだけ成功しているってことは、チームも勝ってるってことにつながるので、自分もそこを目指してやりたい。

ヤクルト内山 2022年の村上さんの交流戦MVPは僕も間近で見させていただいて本当にすごかったっていうのはすごく印象に残っています。打点を2桁打点目指して頑張って行きたい。(22年村上は13打点だが)あれを間近で見て同じぐらい頑張りますっていうのはちょっとすごく難しいところではあるんですけど、負けないぐらい頑張りたいと思います。僕はホームランをたくさん打てるタイプじゃないので、もう打点打点で頑張りたい。(14打点は行きたい)はい、14打点目指して頑張ります。

-自身の強み

巨人田中瑛 右バッターに対するインコースのシュートが武器なので、右バッターにぶつけてもらうタイミングでそういう投球を見てほしい

ヤクルト内山 バッティングが持ち味というか一番のアピールポイントなので、交流戦でしっかり結果を残したい。

ロッテ鈴木 僕も右バッターのインコースのまっすぐだったり力強いピッチングを見ていただけたらと思います。

西武西川 1打席目の出塁だと思うのでしっかり先頭で出て、チャンスメークしたい。

-交流戦ならではのここが楽しみ

巨人田中瑛 僕自身パ・リーグ出身でセ・リーグの球場の方に行っている回数が少ないんですけど、行った球場での特徴をつかんで対戦するのが楽しみ

ヤクルト内山 今年千葉ロッテマリーンズさんとZOZOで試合するので応援っていうところも楽しみです。

ロッテ鈴木 先ほどもありましたが甲子園で試合があるのでそれを楽しみにしています。

西武西川 広島に行ったことがないので、マツダスタジアムの雰囲気だったり、相手投手との対戦をしっかり楽しみたい。

-違うリーグとの対戦で気をつけたいこと

巨人田中瑛 やっぱりファイターズは僕のことを知り尽くしていると思うので、そこの対策を僕自身もして頑張りたい。

ヤクルト内山 対戦の少ない投手と対戦するので、特徴だったり球質であったり情報を整理して対戦したい。

ロッテ鈴木 普段やり慣れていない球場ですので、フィールディングだったりそういうところでミスが出ないように気をつけたい。

西武西川 生活リズムも変わってくるので、コンディションや体のメンテナンスを大事にしていきたい。

-ファンの皆さんに向けて意気込み

ロッテ鈴木 やっぱり出だしってとても大事だと思いますので、交流戦は特に他のチームとの差を広げたり縮めたりするチャンスだと思っているので、1個でも多く勝って優勝狙って頑張ります。(目標のセーブ数や防御率は)任されたセーブシチュエーションだったりは全部成功して、防御率は0・00で終わるのは目標に頑張ります。

巨人田中瑛 一戦必勝で優勝を目指します。

西武西川 交流戦ということで移動もあってリズムも変わってくると思うので、しっかりコンディションを整えて良いスタートを切りたい。

ヤクルト内山 今は決してチーム状況は良いとは言えないんですけども、環境が変わればチームの流れも変わると思うので、しっかり頑張っていきたい。

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