
<広島0-2阪神>◇5月31日◇マツダスタジアム
阪神が連勝で貯金を今季最多「9」に伸ばした。先発大竹耕太郎(29)が8回途中4安打無失点で今季2勝目。敵地マツダスタジアムでの23年5月5日から連勝を「8」にまで伸ばし、広島との通算成績は15試合に登板し11勝1敗にした。
打線は広島先発床田の前に4回まで無安打だったが、5回2死一塁から木浪聖也内野手(30)が中堅への適時打二塁打を放ち先制。9回には大山悠輔内野手(30)の6試合ぶり適時打で1点を追加した。阪神は首位を堅守し、3年連続でセ・リーグ首位での交流戦入りを決めた。試合後の藤川球児監督(44)のコメントは以下の通り。
◇ ◇ ◇
-大竹が好投した
「床田投手との投げ合いで、よく頑張ったと思いますね」
-大竹の良かったところは
「緩急もそうだし、右打者がたくさん並んでいるところをうまく攻めながら、緩いボールも使いながら、らしさが十分にバッテリーとして出せたんじゃないかなと思います」
-8回途中から湯浅を投入した
「プラン通りというか、ゲーム前の想定通りですね」
-大竹が3巡目に入って、中村奨に前の打席で打たれたことも踏まえて交代か
「もちろんありますね。湯浅が元気な状態であったということですね。彼が素晴らしかった」
-結果的に28日DeNA戦でネルソンを使い湯浅を休ませたことが、この日にもつながったか
「いつもそうなんですけど。いつもそういうことを考えながら、全体としてやっているので。今日はいい結果に。選手がよく頑張りました」
-9回は石井を起用
「岩崎を少し休ませたかったので。昨日(30日)に20球以上投げているので。もともとそれもプラン通りで」
-打線は床田相手になかなか安打を出せない中で、5回に先制点を挙げた
「そうですね。ヘルナンデスは足が速かったですね。木浪が素晴らしいヒットでした。ストライクゾーンに来たボールを積極的に打つ、それをしっかりとしてくれたからこそ、いい結果に(なった)」
-チームは3年連続でセ・リーグ首位として交流戦に突入できる
「それは良かったと思います。まだまだですけどね」