
<カブス2-1ロッキーズ>◇28日(日本時間29日)◇リグリーフィールド
カブス鈴木誠也外野手(30)が2試合連続の先制打を放った。本拠地でのロッキーズ戦の1回1死一塁、真ん中のスライダーを捉えて中堅左へ適時二塁打。今月26打点目で今季通算打点を51とし、両リーグ単独トップを維持した。連続試合安打は今季最長の9に伸ばした。
4回には同僚のクローアームストロングが15号ソロを放ち、打点をリーグ2位タイの50とした。チーム56試合目までに2人が50打点到達は球団史上初。MLBコムに「野球は面白い記録がたくさんあるね。誠也の打球は美しい。彼がのっている時、バックスピンのかかった打球は、野球を愛する人なら誰でも見とれるはず。見てきた中でも、最高レベルの打者の1人だと思う」と話した。
▼カブス鈴木が5月だけで26打点。23年9月に記録した月間自己最多打点に並んだ。日本選手の月間最多打点は昨年9月に大谷がマークした32打点。30打点以上はこの1例だけで、26打点は歴代5位タイ。