
<明治安田J1:浦和0-0C大阪>◇28日◇第22節◇埼玉ス
浦和レッズがセレッソ大阪と0-0で引き分けた。ホームで勝ち点を積み上げたい一戦だったが、3試合連続の勝ち星なし(2分け1敗)となった。
ゴールは遠く、あと一歩及ばなかった。後半7分にはMFマテウス・サビオのクロスボールからDF石原広教がフリーでヘディングシュートを放ったが、C大阪GK福井光輝にライン際でセーブされた。
均衡を破るべく、後半22分にはコンディション不良で長期離脱していたFWチアゴ・サンタナが4月6日の福岡戦以来11試合ぶりに出場となった。しかしC大阪に押し込まれる時間が長くなり、後半31分にはGK西川周作のシュートストップからのこぼれ球をFWハットンに打たれたがボールは右ポストを直撃。続く同32分にはDF登里享平に左足の強烈なシュートを浴びたが、ここも再び右ポスト直撃で難を逃れた。
後半37分にはMF関根貴大のグラウンダーのクロスをMF大久保智明が左足ワンタッチで合わせたが、こちらはゴールバーを直撃。決定機はありながらも、ゴールネットを揺らすことはできなかった。
6月に開幕するクラブW杯を前に連戦が続く浦和は、勝ち点を伸ばせない。4月13日の町田戦から5月3日の東京V戦まで5連勝した勢いが止まり、その後の6試合は1勝3分け2敗となった。