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【阪神】盤石リリーフたちが完璧な無失点リレー完成 藤川監督「私が現役の時を思い出すような」


阪神タイガースは、27日の試合でDeNAベイスターズを相手に完璧な無失点リリーフを達成しました。7回1死一、二塁のピンチを迎えた左腕の及川雅貴が、スライダーを武器に3番佐野、4番オースティンを連続三振で仕留め、ガッツポーズを見せました。これに続いた石井、岩崎、湯浅、岩貞の4投手も無失点で試合を締めくくりました。試合後、及川はチームとしての協力の重要性を強調し、満足感を示しました。藤川球児監督も、これが彼の指揮官としての初の劇的勝利となったことに微笑み、「タイガースらしい戦い方だった」とコメントしました。

阪神対DeNA 7回表DeNA2死二、三塁、オースティンを空振り三振に仕留め、ガッツポーズする及川(撮影・前田充)

<阪神1-0DeNA>◇27日◇倉敷

現役時代の指揮官のように、盤石なリリーフたちが完璧な無失点リレーを完成させた。最初の出番は左腕、及川雅貴投手(24)。7回1死一、二塁で、先発才木の後を受けてマウンドへ。暴投で二、三塁とピンチを広げるも3番佐野、4番オースティンをともにスライダーで連続三振。「投げミスがなかったのがストレートにも意識付けできましたし、前の過程からいい組み立てができたんじゃないかと思います」。力強いガッツポーズで盛りたてると、4人の投手も続いた。

8回に登板した石井から守護神岩崎、湯浅、岩貞と全員が3者凡退。みんなで0を並べての劇的な勝利。及川も「毎回言っている通り、それこそ協力なんで助け合いもありますし、1人1人つないでという結果だと思う。継続してみんなで頑張っていければ」と満足そうに振り返った。

指揮官として初めてのサヨナラ勝ちに、藤川球児監督(44)のほおも緩んだ。「僕も現役の時はリリーフでしたから、よくサヨナラ押し出しは見てきた。最初のサヨナラがそれで、リリーフ、投手陣がしっかりとつないできて、守る方も守りながら、タイガースらしいサヨナラのシーンだったなと思いましたね」。脳裏に浮かんだのはかつての記憶。何度も経験したヒリヒリとする接戦を、系譜を継ぐ後輩たちがものにした。

23日中日戦に続き延長戦で勝利し「私が現役の時を思い出すような、毎日こういうゲームで。頭が下がるというところ」と最敬礼。みんなで守り抜く、これが虎の戦い方だ。【磯綾乃】

阪神石井(8回に登板し3者凡退)「いろんな反省ありますけど、まずは3人で0で抑えられたのは良かったと思います」

阪神岩貞(延長11回を抑え今季2勝目)「長打が命取りというところで低めを意識しながら、梅野とも意識を確認しながらしっかり投げられて良かった。リリーフ陣で勝つゲームだったのでみんなで抑えることができて良かったです」

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