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「古古米」「古古古米」は呼び名の問題? 小籔千豊と石原良純が“論戦”


お笑いタレントの小籔千豊と石原良純が、日本のテレビ番組でコメ価格高騰対策について議論しました。政府が備蓄米を古古米や古古古米として売り渡すことに対して、小籔は新米が最もおいしいと主張。一方で石原は、米の保存技術の進化により「古米」の概念を見直すべきだと提案。食糧危機への不安も語られました。社会学者の古市憲寿氏は、米だけに固執せず他の食材も選択肢とすべきと意見しましたが、スタジオからは米重視の声が多く上がりました。

小籔千豊(2022年撮影)

お笑いタレント小籔千豊(51)とタレント石原良純(63)が、30日放送のカンテレ「旬感LIVEとれたてっ!」(月~金曜午後1時50分=関西地区)に出演。小泉進次郎農相のコメ価格高騰対策として、政府備蓄米の2022年産(古古米)や2021年産(古古古米)が随意契約で売り渡されることをめぐって私見を述べた。

古古米や、古古古米は、収穫から時間がたっていることもあり、味や香りに懸念の声もある。小籔は「古古米ぐらいまでは聞いたことありましたけど、古古古米はちょっと僕は初めて」と話した。

今後は、新米の銘柄米が4000円台、備蓄米のブレンド米は3000円台、古古米や古古古米は2000円台と、コメが三極化するとの見方も。

石原は、「古米とか古古米って言うじゃないですか。古いっていう字が書いてあるからね。だけど保管状況は昔と違うわけですよ。昔の人は確かにしょうがなくて、おいしくなかったかもしれないけど…」とし、「(味の違いは)ほとんど分かんない。僕らはそこまでコメに対して敏感なのかって、これも分かんない。だから『古米』『古古古米』って言い方をやめて、『23年米』『24年米』でいいんですよ」と述べた。

さらに調理法や炊いた後の保存の方法などによる違いにも触れ、「その時に、僕らが『古米はおいしくない』『新米の方がおいしい』『古古米なんか食べたもんじゃない』そういう概念をもう1回取っ払って…」と言及。

すると、小籔が「いやいや、それは違いますわ。新米の方が絶対うまい! 俺は分かる! 一緒にせんといてほしい! 絶対新米の方がうまい!」と主張。「言い方を変えるのは全然いいです。ただ、もうみんなのイメージは今年のやつ、去年のやつ、おととしのやつ、ですので名前を変えてもその差があるのはある」と納得がいかない様子。

石原は「だからそういうイメージを取っ払って、僕らがコメとの向かい合い方を考えた方がいいよ。日本はキレイなものがよしとされて、野菜をバンバン捨てていったりしていた。そういうことをやっていた僕らの食生活を見直さないと、その一歩先には食糧危機が来ている」と訴えた。

2人の論戦を受け、社会学者の古市憲寿氏(40)は「なんでこんなコメに熱くなってるんですか? そんなコメにみんな…なんでこんな熱くなるのかなと思って。だって今どき、お米以外もたくさん選択肢があるじゃないですか」と横やり。これに、石原は「だからそれじゃあ…。コメを大事にしろよ!」と反発した。

これを受け、古市氏は「食の安全保障って言うんですけど…食料自給率低いとか言うじゃないですか。でも食料自給率100%の江戸時代って、大飢饉(ききん)がたくさん起こっていたわけですよ。100%って危なくて、本当はそこそこの分量を作って、そこそこちゃんと輸入して分散していくことが大事」と語った。

一連のやりとりを受け、MCのフリーアナウンサー青木源太(42)が「でもコメに関して、これだけみんな熱くなるっていうのは私もちょっと分かって。去年、スーパーのお米売り場の棚からお米がなくなったじゃないですか。私はそこはかとない不安を感じたんですよ」と言うと、石原らも「そうそう、不安なんだよ」と同意。

古市氏が「でも今、パスタとかいろいろあるじゃないですか。チョコレートとかいろんな甘いもの…」と言ったところで、スタジオ中が「チョコレートは一緒に並べないでください!」「それは古市さんだけだから」と一斉に指摘。小籔から「あんた、もう新米、食べなはんな(食べないで)!」とツッコミを入れられ、古市氏も笑っていた。

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