
<ガーディアンズ-ドジャース>◇27日(日本時間28日)◇プログレッシブフィールド
ドジャース大谷翔平投手(30)が3試合連続の20号本塁打を放った。敵地クリーブランドのプログレッシブフィールドでのガーディアンズ戦に「1番DH」で出場し、4回の第3打席で2ランを放った。20本到達は18、21~24年に次いで5年連続6度目。6度は、松井秀喜の5度(04、05、07、09、10年)を抜いて、日本人では単独トップに立った。
大谷がまた打った。25日にメッツ千賀滉大から、26日にウィリアムズから、2試合連続の先頭打者アーチをかけたばかりだった。3試合連発は5月14~16日以来、今季2度目、通算では10度目の最長タイ記録だ。
4月末のマーリンズ戦から9カード連続で本塁打を放っている。5月はこれで13本目。例年6月から大爆発するスロースターターの大谷は、5月までに月間13発はメジャーで初めて。昨年まで5月の最多は23年の8本。大谷の月間最多本塁打は23年6月の15本で、13本は21年6月と並んで2番目に多い。
これで今季はチーム55試合目で20本塁打。シーズントータルでは自己新となる58本ペースとなる。自己最多54本で本塁打王を獲得した昨季は、チーム75試合目(6月18日)に20号を記録しており、今季は20試合も早い到達となった。5月での20本到達は初めて。6月に例年通りの活躍を見せれば、日本人、ドジャースでは球団初となる、60本の大台も現実味を帯びてくる。
ガーディアンズ戦での本塁打は公式戦通算11本目。プログレッシブフィールドでは、通算4本目となった。
◆大谷の年度別本塁打
18年=22本
19年=18本
20年=7本
21年=46本
22年=34本
23年=★44本
24年=★54本
【★は本塁打王。23年まではエンゼルス】