
<メッツ3-1ドジャース>◇25日(日本時間26日)◇シティフィールド
ドジャース大谷翔平投手(30)が、“投打”でインパクトを与えた。
試合前には、23年の右肘手術後初のライブBPに登板。打者5人を相手に1安打2奪三振1四球と上々の内容で、最速は97マイル(約156キロ)を記録した。
その後のゲームでは、メッツ千賀滉大投手(32)から、右翼席への18号先頭打者アーチ。試合には敗れ空砲となったが、打球速度108・2マイル(約174キロ)、飛距離411フィート(約125メートル)、角度31度の完璧な当たりだった。
【大谷の一問一答】
-今日のライブBPは
「ステップを踏めたっていう点ではすごくよかったですし、内容も納得できる内容だったのかなと思うので、次のライブBPに向けてまた調整したいと思います」
-球速などもいい感じだと聞いたが
「バッターが立てば(球速が)上がるのはわかってはいましたけど、あまり上げすぎないように。1回目のライブなので、なるべく96~97(マイル)は投げないようにはしましたけど、最後の方はちょっと出てはいたので、いいところもあり、もう少し抑えながらいけばいいのかなと思ってます」
-楽しかったか
「そうですね。ピッチャーだと最近あんまり投げてなかったので、自分がピッチャーもやってるというのを若干思い出した感じはあるので、よかったんじゃないかなと思います」
-ライブBPと試合のバランスは
「基本的には週1で投げられればいいかなと思ってるので、遠征の兼ね合いがあったりとか、ホームの時はバッターも実戦に近いマイナーリーグの選手が来てくれたりとかするとは思いますけど。なかなか今日みたいに遠征先だとそういうわけにはいかないので、そういうところの難しさもあるかなと思います」
-ライブBPで十分か
「前の(手術の)時もライブBPで調整をしてきてはいたので。実戦だからといって、シミュレーションとかがすごく変わるかと言ったら、そんなに変わらないかなと思ってるので。今の形式で球数、強度がしっかり保てるのであれば、十分なんじゃないかなと思います」
-昨日のピーターソンと今日の千賀の印象は
「2人の印象、2人はちょっと対極のピッチャーではあると思うので、2人が一緒ってことはないですけど、全体的にその素晴らしい投手陣だと思うので。今日は満塁もありましたし、惜しいと言えば惜しいのかなとは思うので、もう少し丁寧に。昨日も3つ、僕は三振をしてるので、もう少し丁寧に。どうにかなる打席もあったんじゃないかなとは思うので、そこは反省点かなと思います」
-ライブBPに登板してから先頭打者アーチ
「甘い球をしっかり打てたので、そこはよかったかなとは思うので。3打席目(中飛)が逆に言うと、自分の中で(本塁打を)打ってるかなっていうところが、あと少し捉えなれないっていうところが、さっきも言いましたけど、もう少しどうにかなる打席だったのかなとは思います。あそこでホームランを打ててれば、もちろん同点にもなるし、あそこの打席は自分としてはちょっと悔やまれるかなと思います」
-今年はピッチャーとしてポストシーズンを迎えるのは楽しみか
「もちろん楽しみにしてますし、まだポストシーズンに出られるっていう風に確定はしてないので。もちろんそこの位置にしっかりといく過程の中で、スケジュール通り復帰して、チームの戦力になれれば、その先が見えてくるのかなと思います」