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大谷翔平、4打数1安打でサヨナラのホームへ生還 延長10回の好機は申告敬遠から二盗に成功


ドジャースはダイヤモンドバックスとの試合で延長戦の末、4-3で勝利しました。大谷翔平選手は「1番DH」としてスタメン出場し、4打数1安打1盗塁で試合のサヨナラポイントを獲得しました。大谷は第5打席で申告敬遠で出塁し、続くフリーマンの打席で二盗に成功。その後スミスの押し出し死球で三塁へ進出し、マンシーの犠牲フライで生還しました。先発の山本由伸投手は7回無失点の好投を見せ、チームの勝利に大きく貢献しました。大谷は現在、メジャートップの本塁打数と打率を維持し続けています。

ドジャース対ダイヤモンドバックス 7回表ダイヤモンドバックス2死一、三塁、スミスを空振り三振にしとめ雄たけびをあげる山本(撮影・滝沢徹郎)

<ドジャース4-3ダイヤモンドバックス>◇20日(日本時間21日)◇ドジャースタジアム

ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」でスタメン出場。4打数1安打1盗塁で、サヨナラのホームを踏んだ。

第1打席は右腕ネルソンと対戦。カウント2-1から内角の直球を狙ったが、差し込まれて左飛に倒れた。

第2打席は0-0の4回無死、カウント2-2から内角低めの直球を痛烈なゴロではじき返したが、二塁手マルテの正面を突く二ゴロに倒れた。

初球の直球をフルスイングでファウルにすると、腰を左手でたたき、上体をひねる動きを見せた。

第3打席は1-0の6回無死で、右腕モリリョと対戦。カウント2-2から外角のチェンジアップにタイミングを外され、力のない二ゴロに倒れた。

先発の山本由伸投手(26)は、7回1安打2四球9奪三振無失点の好投を見せた。

1-0の8回1死で、左腕ビークスと対戦。初球の外角直球を捉え、左中間を破る二塁打とした。打球速度は99・3マイル(約160キロ)だった。続くベッツとフリーマンが凡退し、得点には結び付かなかった。

第5打席は2-3の延長10回無死二塁、申告敬遠で出塁した。フリーマンの打席で二盗に成功し、1死満塁からスミスの同点押し出し死球で三進。1死満塁からマンシーの中犠飛で生還した。連敗を4でストップした。

これで打率は3割1分1厘、メジャートップの17本塁打、31打点、11盗塁。OPS(出塁率+長打率)は1.073とした。5月は10本塁打と量産体制に入っている。

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