starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

大谷翔平、豪快バット投げ「確信持って」珍し自画自賛1発で決着 直近7戦5発、打率も3割突破


日本時間10日、ドジャースの大谷翔平選手がダイヤモンドバックス戦で劇的な3ラン本塁打を放ち、チームの勝利に貢献しました。試合は乱打戦となり、ドジャースは最終的に14-11で逆転勝ちを収めました。大谷は4打点を記録し、重要な場面で試合を決める一打を見せました。佐々木朗希投手が先発したが、5失点で降板した後、大谷がリードを奪う決勝打を打ち、攻撃を牽引しました。この本塁打で大谷のシーズン本塁打数はメジャートップに浮上しました。スイングのタイミングや技術に自信を持つ大谷は、試合後に自らのプレーを称賛しました。最近の不調から調子を取り戻しつつある大谷は、チームにとって重要な選手であることを再確認させる活躍を続けています。

9回表ドジャース1死一、二塁、右中間へ決勝3点本塁打を放つ大谷(AP)

<ダイヤモンドバックス11-14ドジャース>◇9日(日本時間10日)◇チェースフィールド

【フェニックス(米アリゾナ州)9日(日本時間10日)=四竈衛】ドジャース大谷翔平投手(30)が、ダイヤモンドバックス戦で劇的な1発を放った。3点差を追い付いた9回、2試合連発となる勝ち越しの12号3ランをたたき込み、乱打戦にけりをつけた。4回0/3を5失点で降板した先発佐々木朗希投手(23)を援護する適時二塁打を含む3安打4打点。直近7戦で5発と5月にペースを上げ、本塁打数はアーロン・ジャッジ外野手(33=ヤンキース)らと並びメジャートップに浮上した。

   ◇   ◇   ◇

両手に残る余韻に浸る間もなく、相棒の黒バットを豪快に放り投げた大谷は、両手を大きく広げ、ゆっくりと走り始めた。3点ビハインドの9回。4番フリーマンから始まった味方打線が試合を振り出しに戻し、なお1死一、二塁で大谷に打席がまわった。変則右腕トンプソンの甘く入ったスプリットを捉えた放物線は、右中間への勝ち越し3ラン。二転三転の乱打戦に、最後は千両役者が完璧なスイングで決着をつけた。

群を抜くパワーだけでなく、磨き続けてきた感性が光る一打だった。「特別なことはしていないです。コンタクトすることだけ、最後は考えていきました」。相手は遅めの変化球の出し入れでタイミングを外す技巧派。カウント1-2と追い込まれた後のスイングは、フルスイングではなく、球を体の近くまで呼び込む滑らかで理想的なバット軌道だった。「素直にうれしかったですし、本塁打になるだろうという当たりだったので、確信を持ってそう言える打球だったと思います」。珍しく自画自賛するほど、試合状況、スイング、結果とも、文句のつけようがなかった。

2日間の「父親リスト」から復帰した4月20日以降、結果が伴わない時期が続いた。ボール気味のコースを強引に大振りするケースが増えるなど、本調子の姿ではなかった。それでも、5月に入って直近7戦で5発とペースを上げ、打率も3割4厘と大台を突破。全米各地が初夏へ向かう中、大排気量のエンジンも着々と暖まってきた。

この日は序盤の逆転、そして最終回の逆転劇。「なかなかあるような展開ではなかった。最後は勝ち越して、逆転して、抑える展開も熱かったので、本当に素晴らしい試合だったと思います」。試合後、ユニホーム姿のまま、取材に応じた大谷は、噴き出す汗を気持ち良さそうに拭った。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.