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法大主将・松下歩叶が通算10号&勝ち越し打「楽しんでやればいい」先輩からの金言を胸に復活


東京6大学野球において、法大の松下歩叶選手が慶應大学との試合で決勝打を放ち、チームを勝利に導いた。9回に5-5で迎えた場面で、松下は左越え二塁打を記録し、法大の勝利を確定させた。この勝利により、法大は1勝1敗1分けのタイに持ち込んだ。松下はこの試合で3打点を挙げ、初回にはリーグ戦通算10本目の本塁打も放っている。重圧に苦しんでいた松下は、先輩の励ましを受けてパフォーマンスを取り戻し、試合を楽しみながら結果を出せるようになったと話している。

法大対慶大 試合に勝利し笑顔を見せる法大の左から赤間、只石、松下(撮影・山本佳央)

<東京6大学野球:法大6-5慶大>◇第6週第3日◇20日◇神宮

決めるべき人が決めた。法大主将の松下歩叶内野手(4年=桐蔭学園)が、5-5の同点で迎えた9回1死一、三塁で左越え勝ち越し適時二塁打を放った。「なんとか1点取りたかった」と二塁塁上で大きなガッツポーズが出た。決勝打含む3打点の活躍で勝利に貢献し、慶大に1勝1敗(1分け)のタイに持ち込んだ。

先制点も松下だった。初回2死二塁の好機で「うまく対応できた」とスライダーを振り抜き、バックスクリーンへ運んだ。リーグ戦の通算本塁打を2桁に乗せる10本目。今季2本目のアーチに「風に感謝ですね」と笑顔で話した。

昨秋はリーグ最多の5本塁打を記録したが、今季序盤は最高学年の重圧がのしかかった。好機での凡退が続き「自分に対していら立ちがあった。去年までと違うマインドだった」と頭を悩ませていた。

苦しむ松下の相談に乗ったのは、自身が1年時に主将を務めていた齊藤大輝内野手(現東芝)だった。3学年上の先輩から「気持ちは分かる、自分のチームなんだから気負わず楽しんでやればいい」と励ましの言葉を受け、試合を重ねるごとにここぞの場面で結果を残すバッティングが戻ってきた。

残り試合もわずかとなり「結果を出すのが遅いんですけど、いつも通りプレーするしかない」と言い聞かせるように訴えた。頼れる主将が持ち味の打撃でチームを鼓舞する。

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