
<巨人-中日>◇18日◇東京ドーム
元阪神コンビのホームラン攻勢で試合をひっくり返した。中日山本泰寛内野手(31)が5回に一時勝ち越しとなる今季1号を左翼席に突き刺すと、2点を追う7回には1死走者なしから巨人船迫のスライダーを左翼席に運んだ。
24年に阪神から中日に移籍して1本塁打だった男が1試合で2発。試合終盤に1点差と追い上げ「ストレート、スライダーどちらでも反応できるようにと言う中で、反応して打った結果、最高の形になってくれた」と振り返った。
続く木下が四球を選んで1死一塁とすると、代打板山祐太郎内野手(31)が船迫のシュートを捉えて右中間へ逆転の1号2ラン。「1点差になったので、とにかくうしろにつなごうという気持ちで打席に入り、甘いボールを仕留めることができて良かった。逆転できて良かったです」と振り返った。